運用終了車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 08:16 UTC 版)
渥美電鉄創業期の車両はデホハ1形3両、デハ100形3両、ワ500形4両、ト700形4両いずれも新造車であった。 過去に運用された車両は電気機関車やデワ10形電動貨車(元デハ100形電車)等の貨車を含めて多数存在する。 1967年以降、電車の塗色がそれまでの緑色とクリーム色からクリーム色に赤帯に変更され、1500V昇圧までつづいた。塗装変更の理由は1967年1月27日に発生した踏切事故の原因が沿線の木々と車体の緑色が保護色となり車から見えなかったのではないかという議論が起きたからだという。 以下に1970年代以降に在籍した車両のうち全長13m級以上の旅客電車を全て挙げる。 7300系:28両、昇圧当初の運用車両 1900系:12両、初の冷房車・カルダン駆動車 1810系:2両、全金属製2扉ロングシート車 1800系(初代):4両、初の18m級電車、後年3扉化 1750系:2両、初の転換クロスシート車、後年冷房化 1730系:2両、東急デハ3550形(デハ3553→モ1731、デハ3554→ク2731) 1720系:2両、元・名鉄3800系(1991年廃車) モ1710形:3両、元・田口鉄道および豊川鉄道モハ30形(1988年廃車) 1700系:2両、元・旧西武鉄道モハ200形 1600系:2両、静岡電気鉄道120形として1931年新製された車両。2両のうち1両は渥美電鉄時代にデホハ120形として導入した。もう1両は旧西武鉄道に導入され、数次の改造・改番を経て西武鉄道モハ151形電車となり西武での廃車後に豊鉄へ譲渡された。豊鉄ではモ1200形と称され、後に1600系に改称された。(1988年廃車) モ1400形:1両、元・渥美電鉄デテハ1001(1986年廃車) ク2400形:2両、元・神中鉄道(現・相模鉄道)キハ40形→同キハ50形→豊鉄ク1500形(1986年廃車) ク2310形:1両、元・西武モハ50形→西武モハ101形→豊鉄モ1300形(1987年廃車) ク2300形:1両、元・旧西武キハ20形→西武クハ1121形→豊鉄ク1500形(1982年廃車) なお、600V時代の車両の多くは他社から譲受けた車体に国鉄型の走行機器を組合わせて使用していた(ただし1700系と1730系は当初原型の走行機器のまま運用し、後年国鉄型に交換した。7300系、モ1710形、1600系、モ1400形、ク2400形、ク2310形、ク2300形は国鉄型走行機器を採用していない)。 7300系 1900系 ク2400形 デキ211 デワ10形 平成9年まで使用された渥美線の行き先表示版
※この「運用終了車両」の解説は、「豊橋鉄道渥美線」の解説の一部です。
「運用終了車両」を含む「豊橋鉄道渥美線」の記事については、「豊橋鉄道渥美線」の概要を参照ください。
- 運用終了車両のページへのリンク