践祚・即位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 05:38 UTC 版)
詳細は「皇位継承」および「即位の礼」を参照 剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけい) 第125代天皇明仁の剣璽等承継の儀 国事行為。 剣璽渡御の儀 神鏡は賢所に奉安してあるため、渡御をすることなく、天叢雲剣と八尺瓊勾玉(剣璽)のみ渡御をする。即ち賢所第一日の儀と同時に、便殿(びんでん)に各男性皇族はじめ、各国務大臣、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官が参列する。天皇は御通常服にて、式部長官と宮内庁長官(宮内大臣)が前行する。 即位後朝見の儀 国事行為。新天皇が、はじめて声明を発表する(旧皇室典範下では〝践祚後朝見の儀〟と称した。詳しくは践祚を参照)。宮中の正殿(松の間)で行われ、天皇は御正装で皇后はローブ・デコルテ(中礼服)を召して出御。践祚後初めて群臣に朝見をし、勅語を賜う。その後、内閣総理大臣の奉答(2019年の即位後朝見の儀では「国民代表の辞」に名称を変更)がある。 賢所に期日奉告の儀 賢所の儀(かしこどころのぎ) 第一日の儀は践祚直後に行われ、宮中三殿・賢所に掌典長が祝詞を奏した後、天皇の代拝を奉仕し、御鈴の儀のうちに御告文を奏して践祚の旨を奉告し、次いで皇后の代拝を掌典奉仕して儀を終了する。第二日、第三日の儀の次第も同様であるが、御鈴の儀、御告文の奏上は行われない。 皇霊殿神殿に期日奉告の儀(こうれいでんしん) 賢所の儀の同様の儀式を、宮中三殿・皇霊殿、神殿で行う。 神宮神武天皇山陵及び前四代の天皇山陵に勅使発遣の儀 神宮に奉幣の儀 神武天皇山陵及び前四代の天皇山陵に奉幣の儀 斎田点定の儀 斎田抜穂の儀 即位礼当日賢所大前の儀 即位礼当日皇霊殿神殿に奉告の儀 即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ) 第126代天皇徳仁の即位礼2019年(令和元年)10月22日 国事行為。新天皇が即位したことを、自身で内外に宣明する。 祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ) 国事行為。第126代天皇徳仁の即位時には、オープンカーでのパレードとして行われた。 饗宴の儀 国事行為。 神宮に勅使発遣の儀 大嘗祭前一日鎮魂の儀 大嘗祭当日賢所大御饌供進の儀 大嘗祭当日皇霊殿神殿に奉告の儀 大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ) 125代天皇上皇明仁の大嘗祭の様子(平成2年(1990年)) 大嘗祭のこと。悠紀殿供饌の儀。主基殿供饌の儀。 大饗の儀 即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀 「明治天皇・神宮親謁」(松岡映丘画、池田仲博奉納) 即位礼及び大嘗祭後神武天皇山陵及び前四代の天皇山陵に親謁の儀 即位礼及び大嘗祭後賢所に親謁の儀 即位礼及び大嘗祭後皇霊殿神殿に親謁の儀 即位礼及び大嘗祭後賢所御神楽の儀 賢所に期日奉告の儀 皇霊殿、神殿に期日奉告の儀 神宮神武天皇並びに前代四帝の山陵に勅使発遣の儀 神宮に奉幣の儀 斎田点定の儀 斎田抜穂の儀 京都に行幸の儀
※この「践祚・即位」の解説は、「皇室の儀式」の解説の一部です。
「践祚・即位」を含む「皇室の儀式」の記事については、「皇室の儀式」の概要を参照ください。
- 践祚・即位のページへのリンク