設計のアプローチとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 設計のアプローチの意味・解説 

設計のアプローチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:51 UTC 版)

Office Open XML ファイルフォーマット」の記事における「設計のアプローチ」の解説

ODF携わったPatrick Durusau によればOOXMLODFマークアップスタイル文書2つ側面を示すものである一方は"要素(エレメント)"の側面で、もう一方は"属性アトリビュート)"の側面である。彼はOOXMLは"要素側のアプローチ"を採っていると述べ一例として KeepNext 要素挙げている: これと対照的に ODF では同じ意味を記述するのに属性fo:keep-nextを使っている。 Office Open XMLXML スキーマ は、文書読み込み時間解釈スピード重点置いたのである2007年当時アプリケーション使ったテストでは、XMLベースドキュメントバイナリ形式のものより読み込み速度遅かったパフォーマンス向上させるため、Office Open XML では要素名を非常に短い物としており、スプレッドシートでは日付インデックス番号(1899-1904)で表記している。.[要出典]画一的かつ包括的であるために、Office Open XML一般的にデータメタデータについて (element names ending in Pr for properties) 属性複数付けより子エレメント増やす方式によりプロパティ階層構造化を可能にしている。Office Open XML does not use mixed content but uses elements to put a series of text runs (element name r) into paragraphs (element name p). 結果としてHTMLフラット人間テキストエディター編集しやすいのに比べて簡潔で何層にも入れ子されたものとなっている。 要素と属性ネーミング批判集めた部分である。OOXML(ECMA-376)では色とテキスト寄せ方向文法ドキュメントテキストスプレッドシートプレゼンテーションかによって3種類の異なった記法になっているRob WeirIBM 社員OASIS OpenDocument Format 技術委員会副議長)は "このような恐怖技術的に正当化できるのか?"と問うている。彼は対照例として OpenDocument挙げ、 "ODF では W3CXSL-FO 用語を文書整形用いており、用語の統一役立てている"と述べている。 他に、デザインあまりにマイクロソフトアプリケーション密着しすぎているという議論もある。ISOにおける国際標準化進行中であった2007年8月Linux FoundationブログISO各国代表組織に対して"コメント付きノーを"と呼びかけた。記事では"OOXMLベンダーのバイナリフォーマットを直接書き出しただけの物で、既存国際標準(例: 暗号化アルゴリズムVML等)の再利用避けているとしている。OOXML標準化に先だって議論されるべき点が何百とあり、プラットフォーム特有機能と結びついたバイナリコード存続させ、MS-Officeバグ知的財産プロプライエタリー機密準拠したタグクリアになっていない知的財産標準取込み撒き散らす行為だと述べている(日経参考記事)。 JTC 1 に投稿されバージョン仕様書は 6546 ページ長さにわたり、このような長さである必要性正当性にも疑問呈された。Googleは "ODF 標準ならば、同じゴールありながら 867 ページしかない"と声明出した

※この「設計のアプローチ」の解説は、「Office Open XML ファイルフォーマット」の解説の一部です。
「設計のアプローチ」を含む「Office Open XML ファイルフォーマット」の記事については、「Office Open XML ファイルフォーマット」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「設計のアプローチ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「設計のアプローチ」の関連用語

設計のアプローチのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



設計のアプローチのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのOffice Open XML ファイルフォーマット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS