設計の原則と種類とは? わかりやすく解説

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設計の原則と種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 02:53 UTC 版)

防潮堤」の記事における「設計の原則と種類」の解説

防潮堤の種類は波のエネルギーとの関係で分類でき、海岸地形断崖砂浜など)のように様々なものがある。垂直壁型防潮堤は特に無防備な状況建設される。これは、嵐のような定常波重複波)が強い状況の波のエネルギーにも対応できる場合によっては波のエネルギー若干なりとも低減させるためにパイルを壁の前に置くことがある湾曲型または階段型の防潮堤は、波を砕いてそのエネルギー発散させるもので、波を海に対してはねつけるよう設計されている。壁の前面湾曲させることで波が壁を越えて内陸に入ることを防ぐので、壁の上部を湾曲させてオーバーハング状態にすることでさらに防護追加するともできる緩傾斜式の構造は、それほど波のエネルギー強くない場合用いられる。特に地盤シート砂袋積んで作る防潮堤は最もコストかからないそのような防潮堤海岸浸食を防ぐことを目的としている。傾斜を完全にコンクリート防水シート覆って防水性持たせる場合もあるが、波エネルギー発散させてだけを浸透させるよう多孔性にする場合もある。

※この「設計の原則と種類」の解説は、「防潮堤」の解説の一部です。
「設計の原則と種類」を含む「防潮堤」の記事については、「防潮堤」の概要を参照ください。

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