脱水剤とは? わかりやすく解説

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だっすい‐ざい【脱水剤】

読み方:だっすいざい

吸湿性の強い物質や、化学的に反応しやすい物質で、脱水目的用いられるもの。濃硫酸五酸化二燐(りん)・塩化カルシウム・ソーダ石灰シリカゲルなど。乾燥剤などに使用


乾燥

(脱水剤 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/15 17:40 UTC 版)

乾燥(かんそう)とは、熱を加えるなどして、目的のものから水分を除去し、乾いた状態にすること、乾いた状態になっていることを指す。一般的には、水分を気化させ、液状の水分をなくすか少なくすることを指すが、空気中の湿度が低い場合にも乾燥という言葉を使う。


  1. ^ 中村、立元、p.19,52
  2. ^ 田門肇『現場の疑問を解決する乾燥技術実務入門』日刊工業新聞社、2012年、28,43頁。ISBN 978-4-526-06969-7 
  3. ^ a b c 五酸化二リンともいう。
  4. ^ 久保田濃『乾燥装置』(改訂2)省エネルギーセンター、2004年、45-117頁。ISBN 4-87973-283-4 
  5. ^ 中村、立元、p.66-127


「乾燥」の続きの解説一覧

脱水剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:12 UTC 版)

ゼオライト」の記事における「脱水剤」の解説

ゼオライトはよく知られシリカゲルよりも更に高い親水性有する。これは水分子ゼオライト細孔大きさ近く吸着力が非常に大きいからである。 有機溶媒脱水湿度調節用いられており、3A4A5Aといった慣用名市販されている。これらはLTAゼオライトモレキュラーシーブであり、3AK型LTA細孔径が3 Å, 4ANaLTA細孔径が4 Å、5ACaLTA細孔径が5 Åである。細孔内のイオン細孔径を狭めるが、イオン半径がK+ > Na+ > Ca2+であるので、この順で細孔径が大きくなる細孔径が有機分子より小さく水分子より大きいゼオライト用いることで水分子選択的に吸着し、脱水剤として機能する。そのため、この用途ゼオライトモレキュラーシーブ (molecular sieve, 分子ふるい) と呼ばれている。 非加熱処理できるため食品などでも脱水工程使われることもある。

※この「脱水剤」の解説は、「ゼオライト」の解説の一部です。
「脱水剤」を含む「ゼオライト」の記事については、「ゼオライト」の概要を参照ください。

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