第7次宇宙戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 23:46 UTC 版)
「アフターウォーの勢力」の記事における「第7次宇宙戦争」の解説
アフターウォー以前、コロニーの独立を求める勢力と地球統合連邦政府(旧連邦)との間ではしばしば武力衝突が発生していた。その中でもザイデル・ラッソ総統率いる勢力は宇宙革命軍を称してコロニー群・クラウド9を根拠地に旧連邦に独立戦争を挑み、第7次宇宙戦争と呼ばれる史上最大かつ最悪の戦禍を巻き起こした。 宇宙革命軍は意見を違える他のコロニーに毒ガス攻撃を仕掛けて住民を虐殺し、さらに戦争が8か月に及ぶ膠着状態に陥った際に、これらのコロニーを大質量兵器として地球へ落下させるコロニー落としを準備することで連邦側に無条件降伏を迫った。しかし連邦側は決戦兵器・モビルスーツ「ガンダム」を投入して徹底抗戦の構えを見せた。そしてこのうち一機がコロニーを破壊したことから、その圧倒的な破壊力に焦った宇宙革命軍はコロニー落としを強行、40基を超えるコロニーが地球へと落下し壊滅的打撃を与えることとなった。両軍の戦闘は泥沼化し、双方とも戦力の大半を失い勝敗の付かないまま、なし崩し的に戦争は終結する。 クラウド9自体は無傷だったものの、国力が脆弱な宇宙革命軍は戦力再建に手を取られ地球侵攻は不可能なまま15年の歳月が流れていった。しかし宇宙革命軍は地球侵攻を諦めることなく、工作員を密かに派遣するなどして地球情勢を探らせることを怠らなかった。欧州を中心に再興しつつあった新連邦の軍や関連組織にも、こういった工作員を数多く潜入させていた(ニコラ・ファファスなど)。また、戦中から地球に潜伏していた宇宙革命軍のメンバーもおり、この15年の間、コロニー落としに起因する様々な理由によって犠牲者が出たり(エニル・エルの父である情報将校ナーダ・エル。コロニー落としの被害者による私刑によって死亡)、指揮官の暴走で最終的には私物化されたものの、無政府状態だった北米大陸に拠点の構築を成功させている(ノモア・ロングことドーラット博士。詳細は後述のフォートセバーンを参照)。 アフター・ウォー15年の時点で宇宙革命軍統制下の人口は1200万人とされる。
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第7次宇宙戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:47 UTC 版)
「機動新世紀ガンダムX」の記事における「第7次宇宙戦争」の解説
15年前に一つの宇宙コロニーの独立運動に端を発した地球・南米大陸を本拠地とする旧地球連邦とコロニー群・クラウド9を本拠地とする旧宇宙革命軍との全面的な大戦争。コロニー落としにより世界規模で地球環境は破壊され、一方の旧革命軍側も本拠地以外のコロニー及び軍事力が壊滅。100億を誇った人口のほとんどが失われ、勝者なきまま、なし崩し的に終戦を迎えた。しかし、旧連邦及び旧革命軍共に首脳陣及び組織は戦後も生き残り、両者は暫定休戦状態に過ぎなかった。
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