立候補に向けた動き
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「2021年自由民主党総裁選挙」の記事における「立候補に向けた動き」の解説
5月3日 - 前首相の安倍晋三は、内閣総理大臣の菅義偉の再選を支持する考えを表明した。 7月17日 - 菅が総裁選出馬の意向を明言した。 8月3日 - 幹事長の二階俊博(二階派)は記者会見で「総裁を代える意義が見つからない。再選される可能性が極めて高い状況であることは、誰もが承知の通り」と述べた。菅の無投票再選に向け、先手を打つ。 8月5日 - 元総務大臣の高市早苗(無派閥)が総裁選に出馬意向であることを共同通信が報じた。 8月8日 - 細田派会長の細田博之は菅の再選を支持する意向を示した。 8月10日 - 『文藝春秋』9月号が発売。高市の論文「総裁選に出馬します!」が掲載される。 8月11日 - 自民党新潟県連会長の高鳥修一(細田派)は、衆院選前の総裁選実施を党本部に申し入れ、「談合による無投票再選はわが党の在り方としてマイナスだ」と述べた。 8月17日 - 政府は新型インフルエンザ等対策特別措置法による緊急事態宣言を9月12日まで延長することを決定。菅は当初、9月5日のパラリンピック閉幕直後に招集した臨時国会で冒頭解散を行い、総選挙に勝利した上で先送りした自民党総裁選を無投票で乗り切るシナリオを描いていたとされるが、緊急事態宣言の期限延長に伴い事実上流れた。 8月18日 - 下村博文政調会長(細田派)が前内閣総理大臣の安倍晋三の国会内の議員事務所に訪ね、総裁選への立候補を目指す意向を伝えた。また、財務大臣の麻生太郎(麻生派)とも東京都内で面会した。 8月20日 - 環境大臣の小泉進次郎は記者会見で菅の再選を支持する考えを示した。 8月22日 - 横浜市長選挙実施。投票締め切りの午後8時と同時に複数のメディアは、立憲民主党推薦の山中竹春の当選確実を報道。菅が全面支援した小此木八郎前国家公安委員長は大差で敗れ、政局に発展する観測が強まった。 8月23日午前5時、産経新聞が、前政調会長(岸田派会長)の岸田文雄が総裁選に出馬する方向で調整に入ったと報道。 菅はお膝元である横浜市の市長選の結果について「謙虚に受け止めたい」と述べるとともに、記者団に対し「自民党総裁選挙に立候補する意思に変わりはない」と話した。 元幹事長の石破茂(石破派)は記者会見し、総裁選への出馬には消極的な考えを示した。 8月24日二階は会見で、二階派として菅の再選を支持する考えかと問われると「当然のことではないか。愚問だ」と答えた。 公明党代表の山口那津男は自民党総裁選について「菅首相を先頭に全力を挙げて当たっていくことが重要だ」と述べた。 世耕弘成(細田派)は総裁選について「政権与党で新型コロナウイルス対応に責任を持っている方は出馬するべきではない」と述べ、下村が菅を支える党三役でありながら出馬に意欲を示していることに苦言を呈した。 8月25日 - 菅と二階が会談。総裁選は「9月17日告示、29日投開票」の見通しとなった。
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