私立藤森学園高等部
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「プリンセス・プリンセス (漫画)」の記事における「私立藤森学園高等部」の解説
表向きは寮を備えた名門だが、実は関係者以外は知る事のない、一風変わった姫制度が存在する男子校。 有定 修也(ありさだ しゅうや) 声 - 神谷浩史 / 谷山紀章、演 - 斎藤工 2年生ながら盲信的な3年の取り巻き(別名:会長お囃子隊)を従える、扇子がトレードマークの生徒会長。 亨達を姫に選任した、イベントでの仕事の指示役。「他の役員と違って、自分は顔だけで選ばれた(元姫だから)」と言い切っているが、パワーゲーム好きで狡猾な策士として、しっかり高等部を牛耳っている。強引かつゴリ押しを平然と行う傍若無人な性格。3年生の取り巻き卒業後には、すぐに2年生の取り巻きが嬉々として有定に傅いており、友達がいる様子はないが、それを悲しがっている素振りはない。続編『〜 +』では3年生となって登場するが、その勢いは衰えを知らない。 名田庄に対して原作では名前を呼び捨てにしておりタメ口で話しているが、アニメでは先輩呼びで敬語を使っている。 姫時代の衣装は、当時の衣装担当者の趣味で主に和服。当初は2人で活動していたが、ある事情から相方が脱退。最終的に1人で姫を務め上げた。画集「〜・プレミアム」には、このエピソードを描いた書下ろし『あの日の約束』が収録されている。 読者人気が非常に高かったため、『〜 +』連載開始時に連載紙の表紙に「ピン立ち」と呼ばれる単独掲載がなされた。単独掲載は本来主人公でも珍しく、異例の扱いであった。それ以前にも単行本第4巻で表紙候補に挙げられたことはあったが、この時はつだが「いくら人気があっても表紙のピン立ちはさすがにおかしい」と却下している。 名前は、鯖江市の有定町に由来。 名田庄 薫(なたしょう かおる) 声 - 勝杏里 / 真殿光昭、演 - 山本康平 姫の衣装制作現担当者である、服飾部の3年生。 ゴスロリ服作りが趣味で、その話題になるとすぐにトリップしてしまう。傍目にはかなりアブナイ人物に見えるが、デザイナーとしての能力は高い。テレビドラマ版ではオネエ言葉を喋る。 名前は、旧名田庄村(現:おおい町)に由来。 越廼 将行(こしの まさゆき) 声 - 鳥海浩輔 / 川田紳司、演 - 南翔太 力業を得意とする、生徒会副会長の3年生。 亨達から「会長シンパ」と揶揄される程に、他の生徒会役員らと共に有定を支持している。その為、有定の姫時代の話をさせるとキリがない。原作・アニメ版では寡黙で悠然と構えているが、テレビドラマ版では普段は頼りない性格に変更されている。 名前は、旧越廼村(現:福井市)に由来。 春江 渉(はるえ わたる) 声 - 寺島拓篤 / 伊藤健太郎、演 - 佐藤晴彦 生徒会会計の3年生で、計算の鬼。原作・アニメ版では笑顔が印象的な和み系だが、テレビドラマ版では生徒会役員 + 名田庄の間でツッコミ役になっている。 連載当時、会長お囃子隊の中では一番人気で、巻末のおまけまんがではその秘訣は、眼鏡キャラクターであった事だと茶化されている。 名前は、旧坂井郡春江町(現:坂井市春江町)に由来。 糺 孝弘(ただす たかひろ) 声 - 宮下栄治 / 藤原啓治、演 - 吉原大史 マジックが得意な、生徒会書記の3年生。原作・アニメ版では越廼・春江以上に目立っていないが、テレビドラマ版では「実は姫になりたかった」という設定が付与されている。 名前は、鯖江市糺町に由来。 辻 功(つじ いさお) 声 - 森訓久 / 福山潤 藤森学園学生寮(アニメ版では「藤森寮」)の寮長を務める3年生。登校初日の亨を一目見るなり、姫の保全の為に一般から隔離した専用部屋である「端部屋(アニメ版ではP-ROOM)」を割り当て、姫候補として遇する。バスケ部所属。ゲームのおまけシナリオでは、寮長を務める傍ら、何か裏の仕事があるらしい。 御鷹・C・統威(みたか・カイン・とうい) 大財閥の御曹司でハーフの、実琴のクラスへの転入生。 漫画とゲームのスチルに登場。2学期に転校してくるなり、後期の生徒会長選に立候補する。結局は秋良に敗れる事となったが、秋良の要望により会長補佐に就任。秋良へ激しい敵意を燃やしていたが選挙後は一転、その人柄に魅せられてベッタリになり、亨や裕史郎に嫉妬される。藤森の学生服ではなく、グリーンのブレザーを何故かずっと着ている(『〜+』では藤森の学生服になっている)。
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