私立誠教学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 14:59 UTC 版)
「黄昏乙女×アムネジア」の記事における「私立誠教学園」の解説
貞一達が通う私立学校。夕子の実家である庚家が山での神事を掌っていたが、その山を夕子の父が切り崩して創立したのが誠教学園である。校舎は小高い丘に建っており、60年にわたり増築を重ねてきたため、中学校舎と高校校舎が絡み合い、迷路のような建築物となっている。袋小路の廊下や誰も昇らない階段などがあり、それらが幾つもの怪異の噂を産み出している。中高一貫校であるが、昔は中等部のみだった。 怪異調査部 夕子が過去に自分に何があったのか知りたくて作った部(学校非公認)。部室は夕子が勝手に使っていた旧校舎1階の端にある部屋。部屋の大鏡の後ろには、地下室へ続く階段があり、そこに夕子の白骨死体がある。貞一が夕子の遺体を探すために鏡を割ってしまった後、その階段への入り口は夕子によって板が打ち付けられ塞がれている。 地下室には夕子の白骨死体以外に、この学校が建つ前にあった神社のほこらと、札が大量に貼られた岩がある。また、貞一と霧江が夕子の白骨死体を調査した時、夕子が死亡時に左足を骨折していたことが判明している。 対外的な活動内容は「学校にはびこる怪談を調査・解決する」というもの。怪談の多くは夕子がしたことが原因のため、一応祓う際には、貞一は陰陽師のまねごとのようなことをし夕子はやられたふりをして解決、となる。ちなみにももえはこの活動しか知らない。 かえで坂 理事長室のある建物の近くにある、裏山に続く坂。その坂の途中に「夕子」と名前の刻まれた石がある。石の下には櫛(テレビアニメ版では鈴)が1つ置かれている。 第三新聞部 ももえが所属している部。元々は、オカルト研究会の発行誌が独立して誕生した部。部員が各学年に1人ずつしかいない弱小部で、生徒の間では“オカルト研”呼ばわりされている。 四方山八百万新聞(よもやまやおよろずしんぶん) 誠教学園中学第三新聞部が発行している新聞で、ももえは自分が遭遇した(と思っている)怪異を記事にして載せている。その巻で描かれた事件に関わる記事が書かれた紙面が、単行本巻末に掲載されている。また、紙面の片隅に、ももえの実家である小此木製菓で販売しているお菓子の宣伝も載せられている。広告欄は、一口2000円。
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