碇の一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:26 UTC 版)
碇(いかり) 本作の黒幕で、市子の人生を裏で仕組んだ張本人の1人。恋人であったかんなの復活を願い暗躍している。過去に貧乏神の先代長である銀杏と戦った事があり、彼女からは「神界の歴史の膿」と評されている。 元々は生まれながらにして大量の不幸エナジーを持ったただの人間だった。かんなとは彼女が山菜狩りをしていたときに出会い、傷だらけで倒れていたところを彼女に家まで連れて行かれた。最初は自分といると不幸が伝染るからと拒絶していたが、かんなに「ずっと一緒にいる」と言われてからは同居するようになった。花菱が現れた時は、かんなを守るために花菱の食い止めをしていたが、圧倒されてしまい彼女の不幸エナジーを与えられて死にかけていたが、自分を守るためにかんなが幸福エナジーをすべて与えたことで神格化してしまう。業徳の熊手を駆使して花菱の力まで自分のものにしたが、銀杏によってかんなと花菱・自分の半分の魂を奪われた。数百年後、かんなの生まれ変わりである市子を神にさせて、仏女津市を神格化させて永遠にかんなと二人でいることを目的にし、市子に大量の幸福エナジーと吸収する力を与えた。 貧乏神界襲撃時に銀杏と再会するが、銀杏の説得を拒絶し決別した。人間界襲撃時は、市子と一対一で闘うことになる。 1月22日生まれ。 棗(なつめ) 碇の仲間である悪神の一人で、古来より人に仇なす荒ぶる夜刀神。単刀直入に言わなければ気が済まない体育会系の巨乳美女で、攻撃的な性格をしているが、悪神であるにも関わらず律儀な一面を見せる。また、「性格は不器用」と自称しているが、前述の性質から言ってはいけないことを言ってしまったり、記憶力がないこともあるため、実際はかなり頭が悪い。両目の下にほくろが一つずつある。一味の中では特攻隊を務めており、蛇と天之尾羽張を使い攻撃する。 萵苣同様、碇に心酔しており、碇の陰謀を実行するため、仏女津市に暮らす神を狩り抹殺していた。人間界襲撃時は、たんぽぽと綾目と闘うことになる。 7月31日生まれ、身長172cm、体重60kg。スリーサイズはB103/W63/H90。 射干(しゃが) 碇の仲間である悪神の一人で、縁切り神。かなり性悪な性格をした少女で、他人をおちょくるのが好き。人の「縁」を操り、「縁切り」することで人々を心理的に追い詰める。廓言葉で喋る。自身の職能により「関係」に関して失望していることと、人間を見下していることもあり、孤独を好んでいる。市子の人生を裏で仕組んだ張本人の1人で、市子の辛い人間関係は全て当人の能力によって引き起こされたものである。天之魔返矛を使う。 碇とは利害の一致で手を組んでおり、内心では彼をも見下している節を見せているが、報酬を手に入れるために市子の縁を切っていた。人間界襲撃時は、嵐丸・撫子・桃央・忍と闘うことになる。 1月8日生まれ、身長150cm、体重42kg。スリーサイズは「それを知りてぇ理由がわからない」と言っているため不明。 沙羅(さら) & 更紗(さらさ) / 沙羅更紗(さらさらさ)<巨大化時> 碇の仲間のメンバーで、姉妹の道祖神。姉の沙羅は自分の美貌に鼻をかけるナルシスト。妹の更紗もナルシストだが毒舌で姉を嫌っているらしく、沙羅を侮辱しては激しい姉妹喧嘩を繰り広げるのがお約束。息があったコンビネーションと、別の空間と繋がった異空間を作り出す能力を持つ。また合体して巨大化することができる。 市子達の足止めを頼まれていたが、ボビーのセクハラ行為に遭い共に黄泉に転落した。人間に黄泉送りにされた屈辱を晴らすため巨大化しボビー達を圧倒するが、ハーレムパワーで進化した超ボビーのセクハラ行為に遭い自身の力によって黄泉から脱出するが、棗が殺めていた神達までよみがえらせてしまう。人間界襲撃時は、黄泉醜女を召喚した。 沙羅は11月24日生まれ、身長178cm、体重63kg。スリーサイズはB95/W66/H93。更紗は7月27日生まれ、身長179cm、体重62kg。スリーサイズはB95/W66/H94。 萵苣(ちしゃ) & 九蓋(くがい) #萵苣(ちしゃ)の項を参照。 空木(うつぎ) #空木(うつぎ)の項を参照。
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