王族・王都の関係者
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「この素晴らしい世界に祝福を!」の記事における「王族・王都の関係者」の解説
ベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリス 声 - 高尾奏音(ファンタスティックデイズ) 作中では主にアイリスと呼ばれる。ベルゼルグ王国の第一王女。12歳。誕生日は9月6日。 王族らしい気品と、どことなく儚げな印象を持つ美少女。 カズマに対しては、初対面での無礼な立ち居振る舞いから、逆に気に入ってしまい自らの意思で王宮に招いた。実の兄(第一王子)がいるが王族であるため、ある程度の年月が経つ頃から疎遠であり内心はもっと構って欲しいと思っている。その寂しさを埋めるためカズマのことを「お兄ちゃん」「お兄様」と呼び慕っている。 WEB版では兄はいないとされていた。 王族の立場ではなかなか聞けないカズマの話に興味を示すが、どちらかと言うと冒険譚よりもダクネスとの夜の話に食い付きが激しい。王族として厳格な教育を受けたため初登場時には人見知りする大人しい性格だったが、カズマのことを気に入ると強引にカズマを王都へ連れて行ってしまい、カズマのことを一途に慕いなかなか手放そうとしない。また、カズマと接しているうちに、カズマの言動や行動に影響されてとんでもない悪戯や王族らしくない搦め手を使ったりするようになり、クレアには「ダメなところが似てきている」と言われる。 カズマから聞かされた、主に日本におけるあからさまな嘘っぱちの作り話を何の疑いもなく信じてしまうところがあり、またカズマの作った庶民料理であるチャーハンと餃子の美味しさに感嘆する。それを見たアクアやめぐみんにおもちゃ扱いされ、アクアの作ったツナマヨご飯や、めぐみんの作ったザリガニ料理(表向きはロブスター料理ということになっている)の味まで教え込まれてしまう。 武勇で知られるベルゼルグ王家の一員であるため、儚げな見た目とは裏腹に、実は反則級の強さを誇る。王家に伝わる聖剣なんとかカリバー(日本人ならほとんど知らぬ者がいないほど有名な剣)を携え、「エクステリオン」といった必殺技を繰り出し、強力な騎士やモンスターでも一撃で葬り去る。このときカズマ一行は護衛という名目でアイリスに随行しているが、どう見てもアイリスに護衛など必要なく、随行者であるカズマが役に立ったのは主にレヴィ王子との交渉や賭けといった場面である。 銀髪盗賊団として現れたカズマと対峙した際には、王族の女性として伴侶となる相手に渡すはずだった指輪「スティール」で奪われた。その際カズマは仮面をつけていたが、アイリスもクレアもその正体がカズマであることは概ね察している(ただし、銀髪盗賊団は2億エリスもの賞金を掛けられているお尋ね者であるため、それを公にはしていない)。その後それを気にしたカズマが、第10巻で指輪を(買い直す時間が無く子供向けの物だが本人がこれが良いと言ったため)アイリスにプレゼントした。 スピンオフ作品ではお忍びでアクセルの街に赴いて、ちりめん問屋の孫娘「イリス」として世直しを行おうとしており、めぐみんたちと仲良くなった。 第9巻で隣国エルロードの王子が許嫁であることが明かされる(第10巻で婚約解消)。 角川スニーカー文庫公式サイトTVアニメ化記念キャラクター人気投票では第3位。TVアニメでは未登場で、スマホゲーム「ファンタスティックデイズ」で初めて声が付いた。 クレア 声 - 矢作紗友里(ファンタスティックデイズ) アイリスの護衛の女騎士。貴族シンフォニア家の出身。短めの髪に男性用の白いスーツ着て、腰に剣を指している。カズマからのあだ名は「白スーツ」。誕生日は5月30日。 過保護な側近で、主・アイリスを慕うあまり忠誠心以上の感情を抱いているが、周囲や本人にはひた隠しにしている。アイリスと親しくなったカズマとは犬猿の仲だが、アイリスの縁談の際には結託していた。 レイン 声 - 上田麗奈(ファンタスティックデイズ) クレアとともにアイリスの付き人をしている女性で、地味な印象の魔法使い。誕生日は11月26日。 3人の中では一番の常識人で、世間知らずな二人をいさめる苦労人。自分が地味で目立たないことを気にしている様子。 WEB版では、記憶を消す薬で城に滞在していた期間のカズマの記憶を奪うが、後にアクアの浄化魔法により記憶を取り戻したカズマからとんでもない要求をつきつけられる。 ハイデル 王城の執事をしている白髪の老人。一時期カズマの身の回りの世話をした。 メアリー 王城のメイド。一時期カズマの身の回りの世話をした。 ジャティス ベルゼルグ王国の第一王子で、アイリスの兄。名前のみ登場。
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