特別篇『昭和の選択』
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「英雄たちの選択」の記事における「特別篇『昭和の選択』」の解説
2014年8月21日と28日には、本番組から派生した『昭和の選択』という企画番組が2週続けて同じ時間帯に放送された。 第1回「国際連盟脱退 松岡洋右 望まなかった決断」では日本全権・松岡洋右を題材とし、国際連盟脱退の真実ならびにもし連盟を脱退しなかったら日本はどうなっていたのかを分析していた。 『昭和の選択』はその後も、2015年12月3日に「第1回『開かれた戦争への扉~日独伊三国同盟の誤算~』」、12月10日に「第2回『終戦への131日~鈴木貫太郎内閣の苦闘~』」、2016年7月28日に「“ライオン宰相”が夢見た平和~軍縮に挑んだ男 浜口雄幸~」、8月25日に「“核なき世界”と権力への挑戦~いま石橋湛山を見る~」、12月8日に「太平洋戦争 幻の航空機計画~軍用機メーカー中島飛行機の戦争~」、12月15日に「ガラスの天井をぶち破れ!~市川房枝 権利獲得への戦い~」、2017年3月9日に「東京大空襲が生んだ悲劇の傑作『噫横川国民学校』」2018年6月28日に「戦争の時代 天気予報は誰のものか?日本気象学の父・岡田武松の葛藤」、2018年12月6日「日米開戦を回避せよ!~近衛文麿”日米諒解案”の挫折~」と不定期で放送を続けている。 BSプレミアム 水曜 午後8時|再放送 水曜 午前8時本放送タイトルコメンテーター中心人物選択の内容備考2014年8月21日昭和の選択 第1回「国際連盟脱退 松岡洋右 望まなかった決断」 加藤陽子、井上寿一、小谷賢、宮崎哲弥 松岡洋右 2014年8月28日昭和の選択 第2回「サンフランシスコ講和 吉田茂 独立への苦闘」 井上寿一、五百旗頭真、小谷賢 2015年12月3日昭和の選択 第1回「開かれた戦争への扉~日独伊三国同盟の誤算~」 田嶋信雄、佐藤卓己、小谷賢、萱野稔人 2015年12月10日昭和の選択 第2回「終戦への131日~鈴木貫太郎内閣の苦闘~」 波多野澄雄、井上寿一、中野信子、萱野稔人 鈴木貫太郎 鈴木貫太郎は、聖断を仰ぎ、「①一撃講和」、「②無条件降伏」のうち、②を選択。 2016年7月28日昭和の選択「“ライオン宰相”が夢見た平和~軍縮に挑んだ男 浜口雄幸~」 川田稔、阿部信泰、一ノ瀬俊也、小谷賢 浜口雄幸 浜口雄幸は、ロンドン海軍軍縮会議において、「①国際協調」、「②対外強硬」のうち、①を選択。 2016年8月25日昭和の選択「“核なき世界”と権力への挑戦~いま石橋湛山を見る~」 増田弘、船橋洋一、宮崎哲弥、高橋源一郎 石橋湛山 2016年12月8日昭和の選択「太平洋戦争 幻の航空機計画~軍用機メーカー中島飛行機の戦争~」 鵜養鶴雄、中野信子 中島知久平 2016年12月15日昭和の選択「ガラスの天井をぶち破れ!~市川房枝 権利獲得への戦い~」 進藤久美子、中野信子、萱野稔人 市川房枝 2017年3月9日昭和の選択 東京大空襲が生んだ悲劇の傑作「噫横川国民学校」 齋藤孝、一ノ瀬俊也、秋元雄史 井上有一 2017年8月10日昭和の選択「ポツダム宣言受諾 外相東郷茂徳・和平への苦闘」 五百旗頭真、一ノ瀬俊也、小谷賢 東郷茂徳 東郷茂徳は、「①ポツダム宣言受諾」、「②対ソ交渉継続」のうち、①を選択。 2018年6月28日昭和の選択「天気予報は誰のものか?日本気象学の父・岡田武松の葛藤」 一ノ瀬俊也(軍事史)、饒村曜(気象学)、中野信子、山本晴彦 岡田武松 2018年12月6日昭和の選択「開戦を回避せよ!~近衞文麿・日米交渉の挫折~」 筒井清忠、三牧聖子、小谷賢(VTR中出演:近衞忠大、服部龍二) 近衞文麿 2019年12月11日昭和の選択「山本五十六 開戦への葛藤“避戦派”提督はなぜ真珠湾を攻撃したのか」 畑野勇、真山仁、小谷賢 山本五十六 山本五十六は、日米戦の開戦か避戦かについて、「①奇襲作戦を立案」か、「②避戦を画策」かのうち、奇襲作戦を立てながらも戦争回避の人事工作を画策したが、真珠湾奇襲攻撃を行った。 2020年12月9日昭和の選択「太平洋戦争 東條英機 開戦への煩悶(はんもん)」 一ノ瀬俊也、小谷賢、萱野稔人 東條英機 東條英機は、「①戦争をせず臥薪嘗胆」、「②直ちに開戦を決意」、「③戦争決意の下、外交を継続」のうち、③を選択。 2021年5月12日昭和の選択 「立憲政治を守れ!犬養毅 “憲政の神様”の闘い」 堀川惠子、小山俊樹、高橋源一郎 犬養毅 犬養毅は、組閣にあたり、「①(政友会による)単独内閣」か、「②(民政党との)協力内閣」かのうち、①を選択。
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