無番:内山線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 23:51 UTC 版)
2008年4月改正以前は、■1:大佐野回り、■2:吉松回り、■3:水城回り、■4:国分回り、■6:都府楼回りのそれぞれについて五条台口始発・終着便と内山始発・終着便が大半であり、太宰府市役所前始発・終着便と都府楼前駅始発・終着便は少数であったが、この改正で都府楼前駅以東を系統分割して「五条・内山線」という案内が登場した。このような経緯から、一部の便は■1:大佐野回り、■2:吉松回り、■3:水城回り、■4:国分回りのいずれかとの連続運行となっている。事実上、都府楼前駅で降りずにそのまま乗り続ける直通便のかたちを維持している。(所定ダイヤでは都府楼前駅で4~9分停車する) バス停の時刻表やにしてつグループホームページ[リンク切れ]等での案内上は、全便が都府楼前駅発着であり、どの便が直通であるかは車内などで配布している時刻表パンフレットでのみ知ることができる。(「必ず乗り継げる」との注釈がある) 往復ともに、五条台口を発車した後に五条駅を経由する。つまり北行き車線を走行中のみ五条駅のロータリーに入って来る。 関屋回り(五条交差点直進) 西鉄都府楼前駅~関屋~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~五条(郵便局前)~西鉄太宰府駅~宮前~三条公民館前~菅谷(九州情報大学前)~内山(竈門神社前・宝満山登山口)都府楼前駅より、県道76号線(政庁通り)、 県道35号線を東に道なりに進み、宮前~三条公民館前間にある内山入口交差点を右折して内山に至る路線。2012年3月改正で、早朝と夜に数本のみの運行となった。 関屋回り 西鉄都府楼前駅~関屋~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~(←西鉄五条駅←)~いきいき情報センター~五条台口~いきいき情報センター~(→西鉄五条駅→)~ ~五条(郵便局前)~西鉄太宰府駅~宮前~三条公民館前~菅谷(九州情報大学前)~内山(竈門神社前・宝満山登山口)都府楼前駅より、県道76号線(政庁通り)を東に直進し、 五条交差点を右折して五条台口まで往復した後、 県道35号線を東に道なりに進み、宮前~三条公民館前間にある内山入口交差点を右折して内山に至る路線。日中は、都府楼前駅での乗継を考慮し、毎時10分の発車、毎時51分の到着が基本。 2012年3月改正で、五条台口始発・終着便が全廃され、関屋回りについても日中の全便が五条台口まで往復する運行となった。 通古賀(とおのこが)回り 西鉄都府楼前駅~通古賀中央~通古賀近隣公園~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~(←西鉄五条駅←)~いきいき情報センター~五条台口~いきいき情報センター~(→西鉄五条駅→)~ ~五条(郵便局前)~西鉄太宰府駅~宮前~三条公民館前~菅谷(九州情報大学前)~内山(竈門神社前・宝満山登山口)都府楼前駅より、通古賀を経由したのち県道76号線(政庁通り)に出たら東に直進し、 五条交差点を右折して五条台口まで往復した後、 県道35号線を東に道なりに進み、宮前~三条公民館前間にある内山入口交差点を右折して内山に至る路線。日中は、都府楼前駅での乗継を考慮し、毎時40分の発車、毎時23分の到着が基本。 2008年4月改正で、五条台口始発・終着便と内山始発・終着便と内山~五条台口間のみの便を統合する形で、五条台口まで往復してから内山または都府楼前駅に至る運行となった。 2008年4月改正以前都府楼前駅~大宰府政庁跡では、■1:大佐野回り、■2:吉松回りは全て通古賀経由、他は全て関屋経由。 大宰府政庁跡~宮前間では■5:北谷回りと合わせて全ての路線が重複し、10~15分間隔のパターンダイヤが構成されていた。 内山始発・終着便は全て五条交差点を直進し、それとは別に五条台口始発・終着便が運行されていた。また内山~五条台口間のみの運行も、ごく少数設定されていた。 五条台口発大佐野回り内山行など、発着地が異なる運行も多かった。 五条台口・内山・市役所発(県道76号線(政庁通り)において西行き車線)は、右の写真の■3:水城回りのように、都府楼前駅以東でも番号入り・色つきの行先表示幕を掲出していた。 五条台口・内山・市役所着(東行き車線)は、どこ回りで来たかに関係なく、都府楼前駅到着前に無番・白地の行先表示幕に切り替えていた。この点は現在に至るまで同じである。 2008年4月改正都府楼前駅で全便が系統分割され、「五条・内山線」という案内が登場。 ■6:都府楼回りは全便が名実ともに都府楼前駅発着となり、他の路線も実際に都府楼前駅を通り越して直通する便は大幅に削減された。市役所始発・終着便は■5:北谷回りについても全廃された。 大宰府政庁跡~宮前間では運行間隔が不均一となり、30分以上空く場合もあった。 五条台口・内山発(西行き車線)は、無番・白地で「西鉄都府楼前駅」行の行先表示幕を掲出し、直通便は都府楼前駅到着前に表示を切り替えるようになった。 五条台口始発・終着便は、改正以前の市内各地~市役所以東直通の需要に対応する形で、午前に都府楼前駅→五条台口、午後に五条台口→都府楼前駅のみの片道運行となった。 直通便としての性格を色濃く残していたことから、都府楼前駅での停車時間は所定でも1~2分しかなかった。 午後の便は都府楼前駅59分着→各方面へ00分発となることから、都府楼前駅での他路線との乗継は事実上できないが、北谷発および内山発の便の直後の走行となることから、乗継での利用はそちらにまかせることとして、ダイヤ作成当初は特に問題視されていなかったのかもしれない。 しかし、直通便であることの認知度が低い(直通便の主な客層は、乗り換えを好まない高齢者であるにもかかわらず、バスの行先表示やバス停の時刻表からは直通便であることがわからない)ために、利用客は直前の北谷発および内山発の便に乗ってしまい、せっかく五条台口へ回送してまで設定した直通便が機能せず、利用率が低迷する一方、都府楼前駅から乗車する利用客からみれば「始発地なのに遅延している」との印象を与える、などの問題点も発生した。 2012年3月改正五条台口始発・終着便を全廃。「内山線」という案内に変更。 内山で折り返し時間が2~3分しかないのに当路線も遅延が常態化していて、内山発車時点ですでに遅延していたことも、所定の乗継ができない原因となっていたため、所要時間の見直し・延長とともに内山での折返し時間も延長。 他路線の所要時間の見直し・延長に伴い、都府楼前駅発車・到着時刻を調整。乗継待ちの時間についても延長。 以下に2009年4月改正での状態を示す。 関屋回り(五条台口発着) 西鉄都府楼前駅~関屋~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~(←西鉄五条駅←)~いきいき情報センター~五条台口都府楼前駅より、県道76号線(政庁通り)を東に直進し、 五条交差点を右折して五条台口に至る路線。 午前のみ運行の五条台口行は、以下のようにそのまま直通となる片道運行で、到着後は回送で都府楼前駅に戻る。平日 ■4:国分回り→水城 →都府楼前駅 9:02着・ 9:03発→五条台口 9:13着 ■2:吉松回り→大佐野→都府楼前駅 9:31着・ 9:33発→五条台口 9:43着 ■4:国分回り→水城 →都府楼前駅11:02着・11:03発→五条台口11:13着 ■1:大佐野回り→吉松→都府楼前駅12:01着・12:03発→五条台口12:13着 ■3:水城回り→国分 →都府楼前駅12:31着・12:33発→五条台口12:43着 土曜・日祝 ■2:吉松回り→大佐野→都府楼前駅 9:31着・ 9:33発→五条台口 9:43着 ■3:水城回り→国分 →都府楼前駅10:31着・10:33発→五条台口10:43着 ■2:吉松回り→大佐野→都府楼前駅11:31着・11:33発→五条台口11:43着 ■2:吉松回り→大佐野→都府楼前駅12:31着・12:33発→五条台口12:43着(土曜) ■3:水城回り→国分 →都府楼前駅12:31着・12:33発→五条台口12:43着(日祝) 午後のみ運行の五条台口発は五条駅も経由する。やはり片道運行で、都府楼前駅から回送で五条台口へ向かう。五条台口12:16発→都府楼前駅12:29着→■1:大佐野回り12:30発(平日のみ) 五条台口12:46発→都府楼前駅12:59着→■2:吉松回り13:00発(土曜・日祝のみ) 五条台口13:46発→都府楼前駅13:59着→■3:水城回り14:00発 五条台口14:46発→都府楼前駅14:59着→■2:吉松回り15:00発 五条台口15:46発→都府楼前駅15:59着→■3:水城回り16:00発 五条台口16:46発→都府楼前駅16:59着→■2:吉松回り17:00発(平日・土曜のみ) 関屋回り(内山発着) 西鉄都府楼前駅~関屋~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~五条(郵便局前)~西鉄太宰府駅~宮前~三条公民館前~菅谷(九州情報大学前)~内山(竈門神社前・宝満山登山口)都府楼前駅より、県道76号線(政庁通り)、 県道35号線を東に道なりに進み、内山入口交差点を右折して内山に至る路線。 日中は、都府楼前駅での乗継を考慮し、毎時37分の発車、毎時55分の到着が基本。 関屋~太宰府駅間は、西鉄バス■4-1と同様に五条交差点を直進。それ以外は、■5:北谷回りと同様の経路である。一部の便は■2:吉松回り、■3:水城回りのいずれかとの連続運行であった。例外的に■1:大佐野回り、■4:国分回りのいずれかとの連続運行もあった。 通古賀(とおのこが)回り(五条台口発着) 西鉄都府楼前駅~通古賀中央~通古賀近隣公園~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~いきいき情報センター~五条台口都府楼前駅より、通古賀を経由したのち県道76号線(政庁通り)に出たら東に直進し、 五条交差点を右折して五条台口に至る路線。 平日朝8:08発、五条台口行の1本のみ。■2:吉松回り→大佐野→都府楼前駅 8:06着・ 8:08発→五条台口 8:21着 通古賀回り(内山発着) 西鉄都府楼前駅~通古賀中央~通古賀近隣公園~大宰府政庁跡~観世音寺~太宰府市役所前~ ~(←西鉄五条駅←)~いきいき情報センター~五条台口~いきいき情報センター~(→西鉄五条駅→)~ ~五条(郵便局前)~西鉄太宰府駅~宮前~三条公民館前~菅谷(九州情報大学前)~内山(竈門神社前・宝満山登山口)都府楼前駅より、通古賀を経由したのち県道76号線(政庁通り)に出たら東に直進し、 五条交差点を右折して五条台口まで往復した後、 県道35号線を東に道なりに進み、内山入口交差点を右折して内山に至る路線。 日中は、都府楼前駅での乗継を考慮し、毎時07分の発車、毎時25分の到着が基本。一部の便は■1:大佐野回り、■4:国分回りのいずれかとの連続運行であった。
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