漫画、アニメなど
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夢オチ 波乱に満ちたストーリー展開を見せ、「それは夢だった」という結末で終わること。収拾がつかない場合や、話を一気に終わらせる場合に用いられることもある。映画や漫画などでは、安易に用いると手を抜いていると思われる手法である。登場人物が途中で睡眠または気絶、もしくは意識を失うほどのショックを受ける、といった伏線があることが多い。「ドラえもんの最終回#のび太植物人間説」も参照 学園モノや特撮などのパロディ(いわゆる番外編)を展開するために使われることもある。珍しい例では水島新司の漫画「あぶさん」があり、2004年からパ・リーグで導入されたプレーオフによって優勝チームと日本シリーズ出場チームが異なる例が出てきたため、苦肉の策として使われることが多かった。 楽屋オチ 上記のお笑いにおける「楽屋オチ」同様、その作者、または業界の周辺事情を知っていないと笑えないオチ。夢オチ同様、あまり好まれない終わり方のひとつ。 劇中に作者と担当編集者が登場し、作者が編集者から筆の遅さや作品の質にダメ出しされたりするのはよくある手法である。赤塚不二夫による「レッツラゴン」(1971年 - 1974年、『週刊少年サンデー』連載)は、この手法における楽屋オチの極北を追求した作品である。「江口寿史#遅筆・放棄」も参照 また、表現方法に関係することで笑いを取ることを差す場合もある。例えば、漫画においていつもより速いストーリー展開に対し、漫画内のキャラクターがその理由を質問したところ、答えが「ページの都合」だった…というものは「楽屋オチ」の一種とも言える。「オチ」という名前が付いているものの、どちらかと言えば落語の「くすぐり」の一種であるとも考えられる。 爆発オチ 結末で漫画的に爆発すること。その場を強引に終わらせるものがほとんどだが、むさしのあつし「スーパーボンバーマン」(1993年 - 2002年、『月刊コロコロコミック』連載)のように、どのようにして爆発オチに持っていくかに趣向を凝らしたものもある。 「オレたちの戦いはこれからだ!」オチ 雑誌の廃刊や作品自体の人気不振などから打ち切りが決まった作品に多い。本来であれば時間をかけて解決するはずの設定を消化しきれず、主人公の動向に含みを持たせた形でフェードアウトする。結果として伏線なども回収されないケースがほとんどである。しかしそのことを逆手に取り、ギャグ漫画やギャグアニメの中で「ベタなオチ」として用いられることがある。この場合、打ち切り作品特有のオチであることを読者(視聴者)が知っている前提で用いられるため、同時に「楽屋オチ」としての側面も持ち合わせている。「打ち切り#メディアの場合」も参照 ループオチ 物語開始時点と同じ状況で終わり、物語が果てしなく続いていく(繰り返される)印象を与えるオチ。無限ループとも呼ばれる。その特性から夢オチと併用されることもある。大抵は登場人物や時間軸など冒頭とまったく同じ状況で終わるパターンと、被害者だった主人公が加害者の立場に成り代わる「ミイラ取りがミイラになる」パターン、このどちらかに属する。
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漫画・アニメ など
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漫画『はいからさんが通る』(作:大和和紀 1975年 - 1977年):アニメ・TVドラマ・映画・舞台化される。 劇画『菊坂ホテル』(作・上村一夫 1985年 角川書店) 漫画『大正野郎』(作:山田芳裕 1987年):大正ロマンに憧れる現代の大学生が主人公。 漫画『いのち短し恋せよおとめ』(作:新名あき 1998年 - 1999年) 漫画『幻影博覧会』(作:冬目景 2000年 - 2011年):大正時代半ばの帝都東京が舞台。 漫画『はちみつの花』(作:木内たつや 2005年 - ) 漫画『アイしてまこと! 恋するヲトメスタア』(作:南天佑・原作:ヴァイオレット 2008年 - ) 漫画『鬼滅の刃』(作:吾峠呼世晴 2016年 - 2020年) 漫画『MAO』(作:高橋留美子 2019年 - ) 丸尾末広 - 高畠華宵の影響を受けた 花輪和一 - 伊藤彦造の影響を受けた つげ義春
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