海兵隊の軍服
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冬季正服は基本的に陸軍と同じデザインだが、ブレザーは緑が強く、中に着用するシャツとネクタイはカーキ色である。夏季は半そでとなる。 かつては夏季にも上下カーキ色のブレザータイプの正服が使用されていたが、1970年に廃止された。現在の夏季正服はそれまで夏略正服ないし夏勤務服として使用されていたものを夏季正服としたものである。夏季ズボンはカーキ色と冬季と同じグリーン色が混在していたが、1982年にグリーンに統一された。 冬季正服は採用以来大きな変化はないが、1970年に袖章が追加され、1986年にブレザーの色が「スイカ色」と呼ばれる青みのかかった緑に変更された。また、当初襟には階級章が付いていたが、1987年1月に廃止された。礼服は1960年代に制定されたもので、夏は海軍一般部隊と似たギャバジン製の白い詰襟、冬は黒の詰襟で襟に装飾が入る。 勤務服は緑色で、1987年以降襟がノータイ式に変更。勤務服には制帽、もしくは八角帽を着用していたが、2016年より海軍一般部隊同様、略服にもギャリソンキャップが導入される事になった。 戦闘服は、1960年代は特戦のダックハンター迷彩等を使用していたが、1977年よりブロックパターン迷彩(石垣迷彩)を使用。1990年には陸軍と同じ斑柄迷彩服となったが、2010年以降のデジタル迷彩は海岸を想定しタイガーストライプ調となっている。ネームプレートを右胸ポケットと平行に取り付けるのも大きな特徴である。八角帽の前面には階級章を付けるが、2014年から兵卒は付けなくなった。 朝鮮戦争時代の海兵隊制服 ベトナム戦争における第2海兵旅団所属の隊員 将官用戦闘帽(朴喜宰中将、1984年5月9日) 海兵隊戦闘服(1983年3月) 旧式階級章(海兵下士) 冬季制服の中将(2013年10月) 夏季勤務服の将官(李浩淵中将、2013年7月) 将官用制帽(海兵隊司令官、全振九中将、2017年6月25日) 迷彩服姿の海兵大佐(2015年7月) 戦闘服姿の海兵中尉(2014年4月) K2を構える海兵隊員(2002年11月20日) タイ王国海兵隊との合同訓練に参加する海兵隊員。前列右から二番目の上等兵はK3、それ以外はK2を携行。右端1列はタイ海兵隊(2014年2月14日) 海兵隊偵察兵 海兵憲兵SWAT 海兵隊儀仗隊 海兵隊軍楽兵 海兵憲兵(2014年1月)
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海兵隊の軍服
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「軍服 (アメリカ合衆国)」の記事における「海兵隊の軍服」の解説
正装の男女下士官。 イブニングメスドレスの士官 各種夜会服装。左から下士官と女性のメスドレス(ブラックタイ相当)。中央が士官のイブニングメスドレス(ホワイトタイ相当)。右2点が士官のメスドレス。同じ服にイブニングメスドレスでは赤いウェストコート、メスドレスでは赤いカマーバンドを着用。 米海兵隊士官の通常勤務服 米海兵隊下士官兵の通常勤務服 軍帽着用の海兵隊最上級先任曹長 米海兵隊下士官兵の礼服(ブルードレス) 一等軍曹への名誉昇進で、ブルードレスを着るR・リー・アーメイ ブーニーハットを被り森に潜む訓練中の兵士。2003年。 米海兵隊のデジタル迷彩パターン
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