海兵隊のキャリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 02:59 UTC 版)
「ダグラス・ハーリー」の記事における「海兵隊のキャリア」の解説
ハーリーは、1988年にルイジアナ州ニューオーリンズのテュレーン大学の海軍予備役将校訓練課程からアメリカ海兵隊の少尉としての任務を受けた。卒業後、バージニア州のクアンティコ海兵隊基地にある海兵隊基礎訓練校 (TBS) 、後に歩兵士官コースに通った。フロリダ州にあるペンサコーラ海軍航空基地での航空教育を受けた後、1989年にテキサス州で飛行訓練を受け、アメリカ海軍パイロット訓練プログラムを優秀な成績で卒業、1991年8月に海軍飛行士に任命された。 その後、カリフォルニア州エルトロ海兵隊航空基地の VMFAT-101に赴任し、F/A-18 ホーネットの初期訓練を受けた。訓練終了後、VMFA(AW)-225に配属され、西太平洋に3回海外派遣された。VMFA(AW)-225在籍中に、カリフォルニア州モントレーの海軍大学院で、アメリカ海兵隊航空兵器・戦術教官コース、海兵師団戦術教官コース、航空安全士官コースを受講した。VMFA(AW)-225での4年半の間、彼は航空安全士官とパイロット訓練士官を務めた。 その後ハーリーは、メリーランド州パタクセント・リバー海軍航空基地にある海軍テストパイロット学校に選ばれ、1997年1月からコースを開始した。1997年12月に卒業後、F/A-18プロジェクトオフィサー兼テストパイロットとして第23試験評価飛行隊 (VX-23) に配属された。VX-23では、飛行特性、システムテストなど様々な飛行試験に参加し、海兵隊パイロットとして初めてF/A-18E/F スーパーホーネットを操縦した。宇宙飛行士プログラムに選ばれた際には作戦士官を務めていた。ハーリーは、25種類以上の航空機で5,500時間以上の飛行時間を記録している。
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