海兵隊の撤収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:19 UTC 版)
アメリカ軍に対する作戦終了命令は、現地時間5月15日午前11時過ぎに発令された。本土爆撃はすぐに停止されたが、コー・タン島での地上戦闘は続いた。なお、島に上陸した海兵隊員には、増援部隊の兵員からも船員解放が実現済みであることが伝わっていたが、カンボジア軍の攻撃が激しくて発砲を止めることは到底できない状況だった。 午後2時頃からヘリコプターによる撤収が始まり、タイに残っていた予備機も使って海兵隊員が順次収容された。駆逐艦による艦砲射撃や、AC-130ガンシップによるデイジーカッター投下などの援護が行われた[要出典]。上陸開始から14時間後の午後8時過ぎに最後の収容機が空母「コーラル・シー」へ向かって島を離陸し、午後8時55分に作戦終了が報告された。ただ、3人の海兵隊員が行方不明のままとなった。
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