橋本との抗争とは? わかりやすく解説

橋本との抗争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 23:17 UTC 版)

小川直也」の記事における「橋本との抗争」の解説

1999年1月4日東京ドーム大会における3度目橋本戦において、自らをスランプ追い込んだ橋本に対してセメント小川仕掛けた小川は、橋本入場曲バック花道入場する途中で橋本!死ぬ気があるなら上がって来いっ!」と、リング上から前代未聞の「相手入場中にマイク挑発」を行い試合前から不穏な雰囲気漂った試合始まって間もなく小川から数発のパンチ受けた橋本小川不可解なレッグダイブ繰り返した。それは小川ロープコーナーに単に押し付け続けるもので、ブレイク命じられても橋本意図的に膠着状態続けた。間に入ったレフェリータイガー服部橋本蹴りつけノーレフェリー状態になると、観客もその試合の異常を感じ始めた小川橋本倒しマウントポジション取り頭部を「プロレス的」ではないパンチ殴りうつ伏せ倒れた橋本後頭部踏みつけエプロン逃れようと転がる橋本無防備な顔面蹴りつけ、橋本リング外に転落すると、その異様な展開に場内騒然とした橋本セコンドについていた中西学らだけでなく、当時橋本敵対していた小原道由までもが小川詰め寄り大混乱の中、試合ノーコンテスト6分58秒)となった。 「プロレス」を行うつもりであったにもかかわらず小川格闘技的なパンチに不意をつかれた橋本は、攻撃らしい攻撃を全く行えなかった。ゴング打ち鳴らされた後、1人リング占拠した小川は、両腕水平に広げ走り回るパフォーマンス見せ当初飛行機ポーズと言われたが実際UFOイメージしたものであった。)、「もう終わりかよ!、おいおいおいおい冗談じゃねーぞ、オラァ!」、「新日本プロレスファン皆様目を覚ましてください!」とマイクパフォーマンス行ったリング下ではセコンド同士言い争い端を発し乱闘発生しており、ついには当時引退して現場監督だった長州力リングサイドカメラマン押し退けてリング上がりコーナーポストに座る小川に対して小川、これがお前のやり方か?」と詰め寄った。こうして小川は「暴走王」として一気ステータス上げることになる。 この時の乱闘騒ぎいわゆるアングルではなくプロレス史上最大級のガチンコ乱闘であったとされ、リング内外前代未聞大混乱発生したまた、この時の乱闘は両陣営顔面を拳で殴打し合い倒れた人間集団踏みつけるなど通常のプロレスにおけるアングル従った乱闘では、ご法度危険な行為応酬となり、小川セコンドについた村上和成混乱の中で飯塚高史らに集団顔面踏みつけられ、一時昏睡状態陥るほどの重傷負い入院追い込まれている。 当時全日本プロレス所属していた三沢光晴全日本プロレス中継内で、「プロレスラー弱く見られがちな試合だった」と頑なにコメントしている。当時全日本選手が、テレビで新日本について語ることは異例中の異例であった1999年10月11日新日本社長に就任した藤波辰爾意向もあり、NWA世界ヘビー級王座賭けて橋本再起試合決定し4度目対戦レフェリー藤波。)。橋本キック小川追い込むシーン見られたが、STO連発橋本グロッキー状態に。放心状態ながらも何度も立ち上がろうとする橋本を見かね、それでも試合続行させようとするレフェリー藤波に代わってリングサイド試合見守っていた猪木リング駆け込み小川殴り試合止めTKO判定により完全に勝利した。この試合模様は、ニュースステーションテレビ朝日)で取り上げられるなど注目され試合であったしかしながら、同番組格闘技ニュース選択のしかたが世間注目度とずれていることがあるとの意見を持つ久米宏降板している時期出来事だった。 2000年1月4日小川タッグマッチ橋本飯塚組と対決小川パートナー村上)。試合橋本飯塚組が勝利したが、事実上試合小川vs橋本村上vs飯塚図式となって進んだ翌日スポーツ紙紙面試合結果よりも、橋本小川場外V1アームロック捉えたシーン掲載した

※この「橋本との抗争」の解説は、「小川直也」の解説の一部です。
「橋本との抗争」を含む「小川直也」の記事については、「小川直也」の概要を参照ください。

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