森里一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 13:45 UTC 版)
「ああっ女神さまっの登場人物」の記事における「森里一家」の解説
森里家では、「肩書で呼び合う方が個人の人格を認めていないようで嫌だ」という理由から、家族を名前で呼び合うことにしている。そのため、螢一や恵は両親を桂馬さん・鷹乃さんと呼んでいる。 森里 桂馬(もりさと けいま) 螢一の父親。北海道釧路市在住。マチレスG50(AJS (オートバイ)の項に記載あり)という古い年式のバイクに乗り、子供達の様子を見に他力本願時を訪れる。 職業はガラス細工職人。寡黙で人見知りが激しい。趣味はバイクで、その扱いは運転から整備に至るまで神業。螢一曰く、「どんな道でもとんでもなく速く走れる、ほとんど特殊能力の持ち主」。藤見千尋曰く「何から何までわからない人」。 妻(鷹乃)や娘(恵)や幼女(シーグル)以外の女性を苦手とし、女性から触られるとパニックを起こし、暴走してしまうほどに女性に対する免疫力が無いがベルダンディーに対してはこの症状は起こらない。また暴走した場合は「天然の走り」から「街中のサーカス」へと変化する。しかし暴走の最中にあっても螢一から「父さん」と呼ばれると我に返り怒り出す。 森里 鷹乃(もりさと たかの) 螢一の母親。北海道釧路市在住。 22歳の息子がいる割に(ティーンエージャーにも見えるほど)若々しく、天然っぽい性格。 愛車は1970年型の日産ブルーバードSSS。強運と直観力の持ち主で、マージャンが大好き。桂馬を信頼している。結構レース好きらしく、サーキットと聞いて目の色を変える描写がある。 森里 恵(もりさと めぐみ) 声 - 渕崎ゆり子(アニメ化以前のイメージドラマCDでは横山智佐) 螢一の妹。螢一と同じ猫実工大生で、大学からも他力本願寺からも遠くないアパートに下宿している。女性としての色気はないが顔立ちは悪くない。 兄である螢一のことを「螢(けい)ちゃん」と呼んでいる。 大学ではソフトボール部所属(原作では入学当初自動車部に入れられたが、いつの間にか移籍)。 普段着は黒色のセーターに水色のジャンパーを着ており、下は水色のスキニージーパンを履いている。 愛車(恵は「相棒」と呼んでいる)はカワサキKSR-II。一本気で快活で家族思いである。 かつて「峠のクイーン」と呼ばれていた女性(氏名不詳)に猪倉台サーキットでの勝負に勝ったため無理矢理2代目クイーンを拝命させられ、走り屋(航空力学の受講生)から畏れ崇め奉られている。また日が経つに連れ、ちょっと声を掛けるだけで崇拝者が集まるという、クイーンらしさが出始めている。父親譲りの走りの才能もあるようだが、本人にはあまり自覚が無く、「(バイクの)手入れを欠かさないこと」が速い秘訣だとしており、兄同様に愛車整備が日課の様子。 いつの間にか彼氏がいたらしく、この頃「恵ちゃんが森里恵だから(森里恵が有名人であるため、その恋人であることは常に注目を浴び、プレッシャーになる)」という理由からフラれてしまい、他力本願寺の兄のもとへやけ酒をしにきたこともある。本人曰く、フラれたのは今回で3回目で、過去の2回も同じ理由らしい。また、本人に自覚はないが、螢一を引き合いに出して比較するのもフラれる一因となっている。 兄の螢一に対して、ブラコンに近い愛情と信頼を寄せている。 マーラーによって車に変身させられた(この際、「いやー!助けて犯されるー!」と叫んで、マーラーを狼狽させた)ことがあるが、正月の出来事だったのに加え、元の姿に戻った際に気を失っていた恵を螢一が家まで運んで寝かせたため、彼女自身は「嫌な初夢を見てしまった」と思っている様子。
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