東名間準急「東海」と周辺列車群とは? わかりやすく解説

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東名間準急「東海」と周辺列車群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:26 UTC 版)

東海 (列車)」の記事における「東名間準急「東海」と周辺列車群」の解説

1949年昭和24年9月15日東京駅 - 名古屋駅間に夜行準急3132列車設定される戦後の準急列車特別料金要する優等列車との位置付けとなり、急行より速度設備が劣る代わりに料金低廉にした列車として設定された。 1950年昭和25年10月1日3132列車格上げ区間延長する形で、東京駅 - 湊町駅現在のJR難波駅)・鳥羽駅間に関西本線経由夜行急行列車設定、翌11月に「大和」(やまと)と名付けられた。ただ前述経緯もあって東海道線内のみの利用客多く編成約半分東京駅 - 名古屋駅間の連結であった1955年昭和30年7月20日東京駅 - 名古屋駅間を結ぶ準急列車として「東海」の運転開始運行当初編成二等車(現:グリーン車)1両、三等車(現:普通車)9両の10両編成で、車両は「伊勢」・「大和」の東京駅 - 名古屋駅連結車両と共通運であった1957年昭和32年10月1日客車運行されていた「東海」を大垣電車区(現:大垣車両区)に配置80系300番台電車二等車一部0番台混用)に変更し二等車を2両に増結。3往復増発し上り2本を除いて運転区間大垣駅まで延長電車列車として300kmを超える運行初めての試みであったまた、列車名称を「東海1号」「東海2号」のように同一名称を付与して○○号」で区分したそれまで同一区間運行するものであっても指定席券誤発券防止や、朝・昼・夕始発など運行上で区別をする意味合いから列車ごとに異な愛称与えていたので、号数による区分はこの「東海」が最初である。 1957年昭和32年12月23日 - 1958年昭和33年1月15日下り東京駅 - 名古屋駅上り大垣駅 - 東京駅間に愛称なしの臨時夜行準急1往復を運転。この列車現在のムーンライトながら」の元祖ともいえる列車であった1958年昭和33年10月1日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更。「東海」を東京駅 - 名古屋駅間に夜行1往復増発上り東海1号」始発駅大垣駅に、下り東海3号」の名古屋駅 - 大垣駅間を普通列車変更1958年昭和33年11月1日 - 1959年昭和34年4月:「東海」に新型車両である91系→153系置換え12編成増強される。 1959年昭和34年9月22日:以下のように変更する。「東海」の補完列車として以下の列車設定東京駅 - 名古屋駅間に全車座席指定制準急新東海」(しんとうかい)「新東海」では「東海」と同一12編成使用する東京駅 - 浜松駅間に準急「はまな」「はまな」では田町電車区(現:東京総合車両センター田町センター)の153系10両編成使用1960年昭和35年4月1日東京駅 - 静岡駅間(上り品川駅止まり)に行楽臨時準急日本平」(にほんだいら)を設定6月1日ダイヤ改正により、以下のように設定する東京駅 - 大垣駅間で修学旅行列車こまどり」の間合い臨時準急長良」(ながら)が運転開始沼津駅 - 名古屋駅間で準急「するが」が運転開始ともに車両田町電車区153系10両編成で、同時設定急行「せっつ」と準急比叡」(ひえい)のうち1往復と共通運用とした。 下り新東海」、上り東海2号」名古屋駅 - 大垣駅間を普通列車として延長1961年昭和36年3月1日:「するが」で使用する車両を、宮原電車区現在の網干総合車両所宮原支所153系10両編成(「鷲羽」用の編成)、うち一等車1両に変更。「比叡」「鷲羽」(わしう)との共通による広域運用とする。 10月1日サンロクトオダイヤ改正により、以下のように変更する準急新東海」を速達化し特急おおとり」に昇格下り東京駅 - 大阪駅間の特急列車群の終了後上り大阪駅発の特急到着前に到着するダイヤで、東京駅 - 名古屋駅間の特急設定初めであった。 「東海」が昼行6往復夜行1往復の7往復体制となる。 「はまな」が2往復増発される。ただし、「東海」「はまな」各1往復車両落成の関係から運転開始1962年昭和37年3月1日からとなる。 「長良」は平仮名表記の「ながら」へ改称1962年昭和37年10月1日:「はまな」の下り2号上り1号浜松駅 - 豊橋駅普通列車延長1963年昭和38年10月1日:共通運用の「鷲羽」などが165系2両を増結したため、この関連広域運用中の「するが」を「鷲羽」などと同じく12編成増強。「東海」の下り6号上り2号名古屋駅 - 大垣駅間で普通列車として延長運転

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