東北本線の起点とは? わかりやすく解説

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東北本線の起点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:20 UTC 版)

東北本線」の記事における「東北本線の起点」の解説

東北本線線区上の起点1925年大正14年以来東京駅であるが、1885年明治18年)の開業以来1925年まで、東北本線在来線列車始発駅上野駅となっていた。貨物運輸のため上野駅 - 秋葉原駅間には貨物線敷かれていたが、この区間はもともと江戸下町に当たり線路敷設避けられていたこともあって、はじめて旅客列車発着するうになるのは1925年山手線現在のような環状運転を行うために電車線敷設開業してからのことで、それまで山手線上野駅始発終着駅として運転されていた。なお、4年後の1928年昭和3年)には現在の宇都宮線にあたる東北本線列車線東京駅 - 上野駅間に複線開業しており、路線としては名実ともに東京駅起点とする形となった戦後東京駅 - 上野駅列車線単線化・回送線化や1973年昭和48年)の列車線分断による東海道本線への直通列車廃止などがあり東北本線列車線列車基本的に上野駅発着となる。以降上野駅は北のターミナルとして、東北・信越地方関東北部へ向かう列車の始発終着駅としての歴史刻み、現在も首都圏中距離電車のほか、常磐特急「ひたち」・「ときわ」などが上野駅ホーム発着している。 第二次世界大戦終結後1946年昭和21年11月5日GHQ東北本線方面に向かう占領軍専用列車横浜駅発着走らせて以来東北新幹線東京駅乗り入れ工事着手され1973年までは、上野駅発着優等列車および朝夕中距離列車一部東京駅新橋駅さらには神奈川県静岡県方面から東海道本線経由直通運転されたが、東北新幹線建設の際に東京駅 - 秋葉原駅間の列車線施設新幹線用地とされ、以来電車線山手線京浜東北線線路)のみが東京駅繋がり、中・長距離定期列車はすべて元の上野駅(あるいは池袋駅新宿駅)を始発終着駅とするようになったまた、新幹線流用されなかった秋葉原駅 - 上野駅間の線路留置線回送線として使われるようになったその後東北本線中距離列車運行区間東京駅品川駅方面延伸し、東海道本線相互直通運転する計画企画され2015年平成27年3月14日から「上野東京ライン」として、列車線も、東北本線本来の起点である東京駅経由して運転されている。 なお、当線の戸籍上の終点盛岡だが、JRより経営分離され盛岡以北いわて銀河鉄道線 (IGR) および青い森鉄道線キロポスト従前のまま東京起点からの通算表示となっている(盛岡駅構内IGR線用の、目時駅構内青い森鉄道線用の各0キロポスト設置されていない)。

※この「東北本線の起点」の解説は、「東北本線」の解説の一部です。
「東北本線の起点」を含む「東北本線」の記事については、「東北本線」の概要を参照ください。

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