旧門司三井倶楽部
名称: | 旧門司三井倶楽部 |
ふりがな: | きゅうもじみついくらぶ |
名称(棟): | 本館 |
名称(ふりがな): | ほんかん |
番号: | 2237 |
種別1: | 近代/文化施設 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1990.03.19(平成2.03.19) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 福岡県 |
都道府県: | 福岡県北九州市門司区港町7-1 |
所有者名: | 北九州市 |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 木造、建築面積451.8m2、二階建、石綿スレート葺 |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正10(1921) |
解説文: | 三井倶楽部は、三井物産門司支店により、同社の接客、宿泊のための施設として建てられた。戦後の財閥解体のため、国鉄の手にわたり、現在、建物は北九州市の所有である。 建物は接客用の洋風の本館とこの背後に接続するサービス用の和風の附属屋からなっている。本館は木造二階建で、ハーフチンバー形式の派手な意匠になり、内部は一階に応接室、食堂、二階に寝室を配していた。附属屋には厨房や従業員の休息室などがある。 旧門司三井倶楽部は、洋風の本館と和風の附属屋がそろい、建物は全般的に保存状況がよく、本館のマントルピースやドアなどにアールデコ調の意匠がみられるなど、北九州地方における大正期の近代化を示す建物として価値が高い。 |
近代(文化施設): | 旧武徳殿 旧福岡県公会堂貴賓館 旧遠江国報徳社公会堂 旧門司三井倶楽部 旧額田郡公会堂及物産陳列所 横浜市開港記念会館 泉布観 |
北九州市旧門司三井倶楽部
(旧門司三井倶楽部 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 09:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動北九州市旧門司三井倶楽部 | |
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情報 | |
設計者 | 松田昌平 |
建築主 | 三井物産 |
事業主体 | 北九州市 |
管理運営 | B&A門司港(指定管理者) |
構造形式 | 木造 |
延床面積 |
※本館:901m2、付属屋:182m2、倉庫46m2 |
階数 | 本館:地上2階、付属屋:地上1階、倉庫:地上1階 |
竣工 | 1921年(大正10年) |
改築 | 1994年(平成6年)12月 |
所在地 |
〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町7番1号 |
座標 | 北緯33度56分44.9秒 東経130度57分45.0秒 / 北緯33.945806度 東経130.962500度座標: 北緯33度56分44.9秒 東経130度57分45.0秒 / 北緯33.945806度 東経130.962500度 |
文化財 | 1990年(平成2年)3月19日(本館及び付属屋) |
北九州市旧門司三井倶楽部(きたきゅうしゅうし きゅうもじみついくらぶ)は、福岡県北九州市門司区港町にある歴史的建造物。国の重要文化財に指定されている。
概要
山あいの門司区谷町[1]より門司港レトロ地区[2]に移築された。
1921年(大正10年)に三井物産門司支店の社交クラブとして建築。接客用の洋風の本館と、それと接続する和風の付属屋・倉庫からなる。1949年(昭和24年)から国鉄の所有となり、「門鉄会館」として利用された。 1987年(昭和62年)国鉄清算事業団に移管、その後北九州市に無償譲渡。
1990年(平成2年)3月19日重要文化財指定(本館及び付属屋)。同年7月解体工事開始、1994年(平成6年)12月完成。2007年(平成19年)11月30日には、近代化産業遺産(北九州炭鉱 - 筑豊炭田からの石炭輸送・貿易関連遺産)に認定された。
本館は木造2階建で、アインシュタインが1922年(大正11年)に宿泊した2階の部屋が当時の状態で「アインシュタインメモリアルルーム」として展示されている。また、門司区小森江が出生地とされる林芙美子にちなみ、林芙美子資料室(2階)がある。1階にはレストラン「三井倶楽部」がある。
周辺施設
交通
ギャラリー
脚注
- ^ 北緯33度56分40.6秒 東経130度58分40.1秒 / 北緯33.944611度 東経130.977806度福岡県北九州市門司区谷町一丁目8番9号
- ^ 北緯33度56分44.6秒 東経130度57分45.2秒 / 北緯33.945722度 東経130.962556度福岡県北九州市門司区港町7番1号
関連項目
外部リンク
- 旧門司三井倶楽部のページへのリンク