北九州市旧大阪商船(福岡県)
北九州市旧大阪商船
名称: | 北九州市旧大阪商船 |
ふりがな: | きたきゅうしゅうしきゅうおおさかしょうせん |
登録番号: | 40 - 0008 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造一部コンクリート造2階建,建築面積670㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正6 |
代表都道府県: | 福岡県 |
所在地: | 福岡県北九州市門司区港町7-18 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 福岡県近代化遺産(建造物等)総合調査日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 門司港のランドマークとして広く親しまれている。辰野式フリークラシックのセセッション化を一段と押し進めた作品としても知られる。設計は大阪建築士の草分け的存在である河合幾次。現在は市有化されて海事・イベント館として活用されている。 |
建築物: | 上毛電気鉄道西桐生駅プラットホーム上屋 上毛電気鉄道西桐生駅駅舎 井波町物産展示館 北九州市旧大阪商船 北村家住宅主屋 南大東島西港旧ボイラー小屋 南海電気鉄道南海本線浜寺公園駅駅舎 |
北九州市旧大阪商船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/21 14:20 UTC 版)
北九州市旧大阪商船 | |
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情報 | |
設計者 | 河合幾次 |
建築主 | 大阪商船 |
事業主体 | 北九州市 |
管理運営 | B&A門司港(指定管理者) |
構造形式 | 木造・一部コンクリート造 |
建築面積 | 670 m² |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 1917年 |
所在地 |
〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町7番18号 |
座標 | 北緯33度56分46.1秒 東経130度57分43.9秒 / 北緯33.946139度 東経130.962194度座標: 北緯33度56分46.1秒 東経130度57分43.9秒 / 北緯33.946139度 東経130.962194度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 1999年7月19日 |

北九州市旧大阪商船(きたきゅうしゅうし きゅうおおさかしょうせん)は福岡県北九州市門司区港町にある歴史的建造物。国の登録有形文化財に登録されている。
概要
大阪商船の門司支店として、1917年(大正6年)建設された。1964年(昭和39年)大阪商船と三井船舶の合併後は、商船三井ビルと呼ばれ、1991年まで使用された。その後、北九州市が買い取り、1999年(平成11年)7月19日登録有形文化財に登録された。また、2007年(平成19年)11月30日には、近代化産業遺産(北九州炭鉱 - 筑豊炭田からの石炭輸送・貿易関連遺産)に認定された。
木造二階建(一部レンガ型枠コンクリート造)で、屋根に設けられた大きなアーチを配した隅角部の窓と、その上部の八角型の塔屋はドイツ・オーストリアで開花したゼツェシオンの影響を受けたと言われている。当時としては、化粧レンガの色鮮やかさとヨーロッパ風の塔屋を持ったこの建物は、他を寄せ付けない門司港の象徴的な建物であった。 八角形の塔が特徴である。なお、建設当時は、北側は海に面し、専用桟橋から直接乗船可能であった。
2015年(平成27年)4月から2016年(平成28年)秋まで、2階のスペースにおいて出光美術館の仮営業を行っていた(同じ門司港地区にある同美術館の改装工事に伴う一時移転)。

現在1階には、門司港ブランド雑貨店「門司港デザインハウス」と、2階から移った「わたせせいぞうと海のギャラリー(わたせせいぞうギャラリー)」があり、さらに飲食店として「カフェ・マチエール」が営業している。 なお、2階には1階から移った多目的ホール「海峡ロマンホール」があるが、通常は開放されていない。
周辺施設
- プレミアホテル門司港
- 北九州市旧門司三井倶楽部
- ブルーウイングもじ
交通
関連項目
外部リンク
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