旧ゼネラルプロダクツとは? わかりやすく解説

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旧ゼネラルプロダクツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 06:28 UTC 版)

ゼネラルプロダクツ」の記事における「旧ゼネラルプロダクツ」の解説

ゼネラルプロダクツ(旧ゼネプロ、以下同じ)は、1982年2月14日大阪開店した大学中途退学した岡田斗司夫が親からの借金開業し当初岡田実家である有限会社おかだ刺繍一部であった岡田は、1981年開催され第20回日本SF大会DAICON3」(ダイコン・スリー)の運営中心人物であり、大会で販売したガレージキット完売したことがヒントになって起業であった岡田同様にSFファン活動入れあげて大学中退した武田康廣スタッフとして働いたり、DAICON3知り合った大学生ガレージキット製作するなど、大会運営時に培った人脈技術基盤にした。 特撮映画模型キャラクターあしらったTシャツなどSF特撮関連各種グッズDAICON作品ビデオソフトなどを取り扱っていた。正式に版権許諾を得る形でガレージキット市場立ち上げてガレージキット即売会ワンダーフェスティバル(以下ワンフェス)を1985年から主催していた。宣伝においてもアニメ雑誌アニメック』では「ゼネプロ繁盛記」「ためになるゼネプロ講座」という連載記事執筆して無料全国誌に広告掲載ライバルであるガレージキットメーカーの海洋堂に「ゼネプロPR上手、商売上手」と言わしめた。1983年には情報番組ズームイン!!朝!』の取材受けたレポーター店内商品紹介店長岡田登場した自主映画制作DAICONは、自主映画『八岐之大蛇の逆襲』制作資金尽きるとゼネプロ出資するなど、関係は近いものの、一応は別組織であり、DAICON学生中心運営されていた。プロとして映像制作模索しゼネプロから200万円活動資金受けた岡田山賀博之バンダイスポンサーに見つけ、アニメ映画王立宇宙軍 オネアミスの翼』を制作するためにアニメ制作会社ガイナックス設立された。このとき同時にゼネプロもおかだ刺繍から独立化して株式会社化し、ガイナックス社長に岡田が、ゼネプロ社長に武田就いた。別会社にした理由は『王立宇宙軍 オネアミスの翼制作後ガイナックス解散させる予定だったからである。 東京活動するガイナックスに対してゼネプロ大阪残って桃谷店舗構えて拠点としていた。なお、大阪での店舗開店当時初代店舗と、手狭になったために移転した2代目店舗があった。2代目店舗には喫茶スペース設けられファン同士交流の場となっていた。しかし、版権許諾ワンフェスのために頻繁に東京行き来していたことから、1987年東京吉祥寺移転東京店店長は後のガイナックスプロデューサー佐藤裕紀務めて、「てんちょ」のニックネームの由来ともなった1989年には編集部門を備え機動戦士ガンダム専門マンガ雑誌サイバーコミックス』などを手がける失敗終わりその後ガレージキット売れ行きジリ貧となって直営店も閉店し1992年1月主催したワンフェス最後に2月活動停止した自分たちは作品作る会社であり、他社版権借りて商品作るゼネプロ必要ないというのが理由であった武田らは完全にガイナックス合流ワンフェス開催保持していたガレージキット原型懇意にしていた海洋堂譲渡された。 店名アメリカSF作家ラリー・ニーヴンSF小説ノウンスペースシリーズ登場するパペッティア人」の「ゼネラル・プロダクツ」が由来店名への使用にあたってニーヴン許可得た既述岡田武田佐藤の他、ガイナックス社長だった澤村武伺玉谷純、岡田和美植田正治ら後のガイナックスメンバー在籍大阪時代には、小説家大迫純一店長務めた他、漫画家園田健一大阪時代商品開発アルバイトをしていた。

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