旧セミグラドフ邸
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「プーシキン通り (キシナウ)」の記事における「旧セミグラドフ邸」の解説
詳細は「旧セミグラドフ邸(ルーマニア語版)」を参照 ブクレシュティ通り(ルーマニア語版)との交差点の北角にあたる17番地に所在する2階建ての邸宅。国の歴史的建造物に指定されている。ピンク色の外観をもつ。1873年から1875年にかけて、ニコライ・セミグラドフ (Nicolai Ivanovici Semigradov) が邸宅を建てた。物件の面積はおよそ30メートル四方である。かつては庭園、離れ家および馬小屋があった。邸宅の南角の交差点に接する部分は、アーチ状にデザインされている。 ブクレシュティ通り側には、バルコニーが設けられている。建築はM.S. セロチンスキー (M.S. Serotzinski) またはベルナルダッツィによるものとされる。1897年の資料によると、邸宅には通りに面した7室と中庭に面した6室のほかに屋根裏部屋が設けられている。1918年、ベッサラビア銀行の本部が設置される。1990年代以降、モルドバのルーマニア大使館(ルーマニア語版、英語版)が入居している。
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