日本邑(ニホンクニ)の住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:28 UTC 版)
「ダーウィンズゲーム」の記事における「日本邑(ニホンクニ)の住民」の解説
リク 日本邑の侍衆筆頭の男性。刀と槍、弓矢を用いて戦い、カナメ達に自らを侍だと名乗っている。 ハンティングゲームの舞台である島で、ドウメに襲われて窮地に陥っていたカナメの前に現れて2人でドウメと対峙する。オージが異能を用いて木の上に身を隠していたリクに、救援を求めてそれに応えた。 その後、ドウメを倒した功績としてミノルから日本邑の宝刀である「童子切」を与えられる。だが、カネヒラの差し金による児童二名の殺害が発生。他の侍衆と共に実行犯三名を追い詰めるも、突如現れたカネヒラの妨害を受ける。さらに日本邑帰還直後、トオルによってカナメが尋問を受けていると知り、急いで牢へと駆けつけるが折悪しく傷だらけのカナメが実力行使で脱出を図っていたため事態は悪化。解決のため「神明決闘」を申し出る。当初はわざと敗死することでカナメを救う腹積もりであったが死を覚悟してのトワの乱入と叱咤、さらにカナメが拳銃の威力を見せつけながら挑んだ素手での勝負を「承り」、最終的に両者ダブルノックダウンの「茶番」により一件は丸く解決する。 5年後の世界では圏外村の警備隊の幹部を務める。かつてとは異なりアサルトライフルのような現代兵器の扱いにも長けてはいるが、やはり刀剣による近接戦闘を得意とする点には代わりはない。 モクレン 巫女衆の筆頭であり、リクの妹。17歳。識希流(シギル)という予知夢を見る特殊な力を持っており、日本邑を救う者達が来るのを待っていた。予知はコントロールできないが、自分の命に危機が迫っているとき、大きな運命の分岐点が近づいている時などに、夢として未来を見る。日本邑からシブヤへと移った後、カナメとシュカが船上で死亡する夢を見る。 トワ モクレンの付き人の巫女見習い。日本邑に訪れたカナメ達を、大事なお客様だと言われており、傍に控えるように言われていた。命がけで神明決闘に乱入し、邑人を叱りつけ、カナメとリク双方の命を救う。モクレン同様に予知夢を得る能力を持ち、「雪の降る日に会議が行われている」夢を見たことから、テミスの野望を完膚なきまでに打ち砕く。 ミノル 日本邑の長。カナメ達が日本邑に訪れたことを快く思っていない。 トオル 日本邑の長老の一人。禿頭の老人。孫であるシノ達がカネヒラの手下によって射殺されたことによりカナメ達友好的なプレイヤーをも逆恨みし、犯人の一味として拷問を加えるも、そこで行われた「神明決闘」とその際にカナメが拳銃の威力を見せながらも敢えて拳で闘ったことから、涙を流しながら わだかまりを解く。 アラバキ様 セイゲンがいた世界とはまた異なる平行世界の別の「至道イザヤ」。しかし、国家という権力機構と手を組んだことで政治闘争に巻き込まれて適切な行動が取れなくなり、大勢の人間を巻き込むことを嫌って自分の力だけで解決しようとした自己過信によってゲームは失敗。現在では力を失い、200年以上前から日本邑の荒脛巾神社で現人神を務めている。 体調を崩して長らく眠り続けていたが、カナメたちがカネヒラを退けて間も無く目覚め、カナメと面会する。直後に島へアメリカ海軍からの艦砲射撃が開始されたため、後のことをカナメに託して日本邑の住民を日本へ転送し、自分は1人残って元の世界へ転送される島と運命を共にした。
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