イザヤとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > キリスト教 > 預言者 > イザヤの意味・解説 

いざ‐や

[感]《「や」は間投助詞誘いかけるときに用いる語。さあ。いざ。

信頼義朝おつるなり。—とどめん」〈平治・中〉


イザヤ【Isaiah】

読み方:いざや

8世紀イスラエル預言者外敵に悩むユダ王国にあって、神ヤーウェの聖と正義、また救いの王(メシア)の到来による平和を説き、民を導いた


イザヤ

名前 Isaiah; Esaias

イザヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 14:59 UTC 版)

火で唇を神聖にするイザヤベンジャミン・ウエスト1782, ボブ・ジョーンズ大学蔵)
イザヤの活躍した時代

イザヤ ヘブライ語: יְשַׁעְיָה Ysha'yah〈yesh-ah-yaw'〉[1], 古代ギリシア語: Ησαϊας Esaias), ラテン語: Isaias, 英語: Isaiah [aɪˈzaɪə, aɪˈzeɪə])は、旧約聖書イザヤ書』に登場する預言者ユダヤ人

日本語では、ラテン語Isaias(イサイアス)などからギリシャ語主格語尾に由来する ‐s を除いた「イザヤ」で呼ばれる。英語では Isaiah(アイザイア・アイゼイア)。

正教会イサイヤと呼ばれ聖人とされる。

経歴

ユダ王国後期の人。ウジヤ王からヒゼキヤ王のころ活動した(イザヤ1:1)。また、歴代誌によれば、イザヤはウジヤの業績の書を書き記したと書かれている(歴代誌下26:22)。

イザヤ書』によればイザヤは結婚していて、その妻(ツィポラ)は女預言者と呼ばれていた(イザヤ8:3)。息子が2人おり、それぞれに神の啓示により象徴的な名をつけた(イザヤ7:3、8:3)。

イザヤはユダの不正を糾弾し、バビロンへの流刑を警告した(イザヤ39:5–7、43:14)。しかし、バビロンキュロスの手に落ち(イザヤ44:28)、シオンは回復すると予告し(イザヤ40–66章)、メシアに関する預言を告げ(イザヤ7:14、9:7、11:1–5,10、53章など)、将来への希望を伝えた。

のこぎりで挽き殺されるイザヤ
のこぎりで挽き殺されるイザヤ

最後はのこぎりで挽き殺されて殉教したと言われ、絵が何枚も作られている。

脚注

  1. ^ ヘブライ語で「ヤハヤハウェ)の救い」を意味する(3470. Ysha'yah Strong's Concordance, Bible Hub. 2021年7月2日閲覧。)。

関連項目

外部リンク



「イザヤ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



イザヤと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イザヤ」の関連用語

イザヤのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イザヤのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイザヤ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS