第二イザヤ書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 03:50 UTC 版)
45章15節には、「隠れた神」(ラテン語訳では Deus absconditus)への言及が見られる。 『第二イザヤ書』で最も良く知られているのは、「主の僕(しもべ)」(42:1~4、 49:1~6、 50:4~9、52:13~53:12)に関する4箇所である。『第二イザヤ書』には「僕(しもべ)の歌」と呼ばれる箇所があることが、上述のベルンハルト・ドゥームによって指摘され、一般に受け入れられている。「僕(しもべ)」が誰なのかという問題については論争がある。この歌は、苦難に意味を見出した極めて重要な箇所であり、「僕(しもべ)」の代理贖罪的な死は、イエス・キリストを預言したものとしてキリスト教において重視された。
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