日本の自動車保有台数とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 日本の自動車保有台数の意味・解説 

日本の自動車保有台数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 03:18 UTC 版)

自動車」の記事における「日本の自動車保有台数」の解説

日本には1898年明治31年)ごろから自動車輸入されはじめ、道路法成立した1919年大正8年)には自動車台数5000台に達していた。大正時代関東大震災挟んで急増し1926年大正15年)で32000台に達し1932年昭和7年)には10万台を越えた1945年昭和20年)における二輪車小型特殊車両除いた自動車保有台数は、14台弱、保有率は0.2%に過ぎなかったが、敗戦後自動車普及めざましく1950年昭和25年)には35.9台、1955年昭和30年)には92.2台となる。1956年昭和31年)には戦後復興遂げもはや戦後ではないといわれるようになり、前年1955年には通産省が「国民車構想」を発表した1958年昭和33年)にスバル・360発売され60年代前半には各社から軽自動車発売された。1960年昭和35年)は230台、1965年昭和40年)には724台となり、わずか10年間で約8倍に急増した1966年昭和41年)は「マイカー元年」と呼ばれトヨタ・カローラ日産・サニーなどの大衆車発売され自動車普及し始めた1966年昭和41年)のトラック・バスなどの大型車含めた自動車保有台数は約884台で、翌1967年には1095台、1971年昭和46年)に2045台、1982年昭和57年)に4130台、1997年平成10年)に6984となった以降微増となり2004年以降7500台前後で推移し2014年2輪車除いた保有台数は7721台、保有率は60.6%であった。この保有台数国別では米国中国に次ぐ3番目で、人口あたりの保有台数では米国西ヨーロッパ諸国とほぼ同率である。2030年にかけては海外では引き続き増加していくが、日本では微減すると予想されている。 60年代後半からの急激な自動車増加に対して道路整備立ち遅れ各地交通渋滞交通事故増加問題となった。また排気ガスによる大気汚染70年代深刻化した。日本においては1970年代から高速道路高規格幹線道路)の整備始まったが、急増する保有台数追いついておらず、日本の高速道路整備状況米国とはもちろん、ドイツ、フランス中国イギリス韓国よりも低い水準である。 なお二輪車では、原付を除く125cc超の二輪車1966年には約88であったが、2013年には125cc超が4倍の約354となった他、原付第一種666台、第二種163台で二輪車合計は1182であった2013年四輪二輪合計は8791台で国民1.4人に1台の普及率となっている。 20世紀末から日本の登録台数頭打ちであるが、小型車、特に軽自動車シェア拡大してきている。軽自動車技術の進歩加えて従来取り回し良さ経済性弱点少ないことから、90年代以降着実に台数伸ばしている。

※この「日本の自動車保有台数」の解説は、「自動車」の解説の一部です。
「日本の自動車保有台数」を含む「自動車」の記事については、「自動車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本の自動車保有台数」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本の自動車保有台数」の関連用語

日本の自動車保有台数のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本の自動車保有台数のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの自動車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS