日光杉並木街道とは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

日光杉並木街道
附並木寄進碑

名称：	日光杉並木街道　附　並木寄進碑
ふりがな：	にっこうすぎなみきかいどうつけたりなみききしんひ
種別：	特別史跡
種別2：	特別天然記念物
都道府県：	栃木県
市区町村：	日光市、今市市、鹿沼市
管理団体：	栃木県(大11・11・7)
指定年月日：	1922.03.08(大正11.03.08)
指定基準：	史6,植1
特別指定年月日：	昭和27.03.29
追加指定年月日：	平成21.02.12
解説文：	往時日光東照宮ニ詣ルニ例弊使御成會津ノ三街道アリ寛永正保ノ交大河内正綱此ノ三街道ノ兩側及ヒ日光山中ニ杉樹ヲ植栽シテ之ヲ同社ニ寄進シ慶安元年此ノ旨ヲ刻セル碑ヲ建ツ爾後此等街道ノ並木ハ日光奉行ノ管理ニ屬シ維新ノ際一旦國有トナリシモモ後東照宮ノ所有ニ歸セリ大河内正綱は、東照宮に詣でる例幣使、御成、会津及び日光の四街道の両側及び、日光山中に杉樹を植裁してこれを同社に寄進した。その植裁は実に２０余年の長きにわたってはじめて完成したもので、慶安元年四月十七日徳川家康忌辰の日にかけた寄進文の碑が建てられている。正綱は建碑のことを果さずしてこの年六月逝去、その子正信が父の遺志をついで建てたものである。沿道の開発に伴い旧態を失ったところもあるが、老杉亭々として樹勢今なお旺盛並木街道としては最もすぐれたものであって、その間に、一里塚もあり江戸時代に特に発達した街道の景観をよく伝へるものとして、学術上の価値が極めて高い。往時日光東照宮の参道であった例幣使・御成・会津の３街道の両側に、寛永・正保の間、大河内正綱が植裁し、東照宮に寄進したものである。その総延長約３０ｋｍ、本数約１７０００、幹囲７ｍを越えるものも少くない。形態よく整い蜿々天を摩して壮観を呈する。杉並木としてわが国稀有のものである。寛永・正保の間、大河内正綱が植栽したもので、総延長約３０キロメートル、本数約１７０００に及び幹囲７メートルを越える巨木も少くない。形態よくととのい、蜿々天を摩して壮觀を呈する。杉並木としてわが国稀有のものとして価値の極めて高いものである。 S55-05-036日光杉並木街道　附　並木寄進碑 .txt:　日光杉並木街道については、栃木県（管理団体）が昭和５２年３月に策定した「日光杉並木街道保存管理計画」に基づき、諸種の開発が並木杉の保存に影響を与える区域を逐次追加指定してきたが、今回も同様の基本方針に基づき、旧例幣使街道ぞいの並木敷に隣接する計５か所を追加指定する。 S54-6-062日光杉並木街道　附　並木寄進碑 .txt:　近年の交通事情及びその他の開発事情により、管理団体である栃木県が昭和５２年３月に策定した「日光杉並木街道保存管理計画」に基づき、旧例幣使街道の並木敷（現指定地）に接する幅約２０メートルの民有地計４か所を追加指定する。 S52-12-048日光杉並木街道　附並木寄進碑 .txt:　大正１１年３月８日史跡指定し、昭和２７年３月２９日特別史跡指定された。日光杉並木街道については、「日光杉並木街道保存管理計画」の策定により、街道の両外側約２０メートルの範囲内の地域を所有権との調整を配慮しつつ指定地域の拡大を図ることとなった。この方針にもとづき指定するのは、旧日光道中の１か所、旧例幣使道の２か所の、計３か所の並木敷（現指定）の隣接地である。 S51-12-025[[日光杉並木街道]にっこうすぎなみきかいどう]附[[並木寄進碑]なみききしんひ].txt:　大正１１年３月８日史跡指定され、昭和２７年３月２９日には特別史跡として指定され、昭和２９年３月２０日名称を変更、さらに天然記念物として指定され、昭和３１年１０月３１日には特別天然記念物として指定された日光杉並木街道について、昭和５１年１２月、特に保存に影響を及ぼす行為として現状変更が許可できなかった通称例幣使街道沿いの３か所、合計４，６７５平方メートルの地域を追加指定する。 H10-12-038[[日光杉並木街道附並木寄進碑]にっこうすぎなみきかいどうつけたりなみききしんひ].txt:　日光杉並木街道は、東照宮への参詣道として江戸時代初期に設けられた著名な街道である。栃木県が昭和５２年に策定し、平成４年３月に改定した「日光杉並木街道保存管理計画」に基づき、杉並木が良好に残るＡ地区の並木敷の両外側各２０メートルの範囲について、杉樹根保護のために継続して追加指定を行っており、これまでに追加指定を終えたのは１３．７パーセントである。　今回、壬生通り（旧例幣使街道）沿いで１３か所、日光街道沿いで１か所の計１４か所を追加指定し、並木杉の良好な生育環境を確保しようとするものである。