放送大学開設に向けてとは? わかりやすく解説

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放送大学開設に向けて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 09:23 UTC 版)

NHK UHFテレビ実験局」の記事における「放送大学開設に向けて」の解説

高松局が香川県テレビジョン放送始める前の日である1969年3月21日郵政大臣記者会見で「昭和45年秋ごろ東京大阪NHKUHF実験局考慮中」と発言。翌1970年12月24日大阪12月25日東京相次いでUHF実験局開局し、大都市部におけるUHFテレビ放送受信障害などについて調査した。これに併せて東京・大阪間にUHFテレビ用の回線開通した物理ch放送局呼出符号空中線電力ERP送信地点実験地域実験開始日14NHK大阪テレビ実験局 JO4W-TV 50kW 不明 生駒山 近畿地方 1970年12月24日 14NHK東京テレビ実験局 JO2W-TV 10kW 不明 千代田送信所 関東地方 1970年12月25日 1971年12月24日郵政省放送大学テレビ実験番組備え放送試験制度新設を含む「電波法施行規則」などの改正公布施行。これを受け1972年2月7日、「テレビ実験局」は「テレビジョン放送試験局」に切り替えられ同年2月7日から3月30日までの期間はNHK通常の番組以外に放送大学テレビ実験番組放送行ったその後1972年11月13日から12月28日にも放送され翌年以降概ね1月から3月の期間で放送大学実験番組行った番組編成試験放送開始直後総合テレビジョン同時放送サイマル放送)を行っていたが、1971年1月4日より総合テレビサイマル放送行いつつ夜間3時間30分程度独自編成時間設け連続テレビ小説婦人百科など夜間放送希望の多い総合テレビ教育テレビ番組再放送ドラマ先行放送再放送編成していた。 その後第1次オイルショック影響により1974年1月16日より総合テレビ教育テレビ同様に昼間の一部放送休止夜間の放送終了時間繰り上げ措置が採られた。一方で試験放送局の運用UHF受信調査に一応の成果出たこと、放送大学実験番組に関する調査・研究1974年度で終了することで、業務効率化もあり1975年4月7日休止放送免許が切れる1976年2月6日正式に廃止された。 なお、東京地区試験放送使用されていた14chは、後に東京初の民放UHF県域局放送対象地域東京都)である東京メトロポリタンテレビジョンアナログ放送用に使っていた(デジタル化後は小仏城山中継局使用)。大阪地区試験放送使用されていた14chは、読売テレビデジタル放送用使っている。 一方この実験主目的であった放送大学学園1981年設立1984年には東京タワーから16chのテレビ局と77.1MHzのFMラジオ局免許交付された。同年11月1日から試験予告放送開始して学生募集始め1985年4月1日より放送大学としての授業放送開始している。地上波アナログ放送2011年7月24日正午をもって正式に廃止(ただしそれに先駆けて7月21日前期授業終了をもって通常放送終了している)。首都圏では地上デジタルテレビFMラジオ放送提供していたが、これも2018年9月30日廃止され衛星放送BSデジタル)に一本化された。

※この「放送大学開設に向けて」の解説は、「NHK UHFテレビ実験局」の解説の一部です。
「放送大学開設に向けて」を含む「NHK UHFテレビ実験局」の記事については、「NHK UHFテレビ実験局」の概要を参照ください。

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