後のゲームシリーズへの影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:35 UTC 版)
「星のカービィ (アニメ)」の記事における「後のゲームシリーズへの影響」の解説
アニメ放送終了後、原作となったゲーム版にもアニメでの設定が活かされるようになった。 キャラクター関連(カービィ以外)アニメ版の影響を最も大きく受けたキャラはメタナイトである。アニメ以前は比較的マイナーだったが、アニメによって大きく知名度が上昇するとともに味方サイドであったことから『星のカービィ 鏡の大迷宮』以降は味方寄りになるとともにレギュラーキャラとなった。また、メタナイトの剣のデザインが『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降はアニメ調のデザインとなり、「ギャラクシア」という剣の名称も続編の『大乱闘スマッシュブラザーズX』の技名で使用された。 『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』、および『星のカービィ Wii』の作中ムービーでは、メタナイトがアニメの様に半身をマントで身を包む姿を見せている。 『ウルトラスーパーデラックス』のモード「メタナイトでゴーDX」でのメタナイトのヘルパー(2プレイヤー用キャラ)として、ソードナイトとブレイドナイトが登場した。それ以前はソードナイトとブレイドナイトはメタナイトと無関連だった。 デデデ大王の身長が『夢の泉デラックス』以降、アニメ版に近い高いものになった。また、『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』で書き起こされた公式イラストがアニメ調のものとなっている。 『夢の泉デラックス』以降、中ボスキャラ・ファイヤーライオンのデザインがアニメ調になった。 『ウルトラスーパーデラックス』から、中ボスキャラ・バグジーのデザインがアニメ調になった。 アニメのワドルディのように槍を持った「ヤリワドルディ」がザコ敵として登場。また、『タッチ!カービィ』におけるワドルドゥが説明で「ドゥ隊長」と書かれたりもした。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』におけるメタナイトとアシストフィギュア・ナックルジョーの声優が、アニメ版でそれぞれを担当した私市淳と高山みなみが引き継いで担当した。逆に、原作・アニメなどのカービィの声優については、ゲーム(第1作目『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』)から引き継がれたものである。 「ブレードナイト」の名前が『ウルトラスーパーデラックス』にてアニメ版の表記である「ブレイドナイト」に変更された。 『ウルトラスーパーデラックス』のミニゲーム『タッチ!早撃ちカービィ』に登場するナックルジョーなどのイラストがアニメ版調になっている。 フーム、ブンが名前登録で使用される。(『大乱闘スマッシュブラザーズDX』) 『毛糸のカービィ』以降、原作においてもカービィが「ぽよ」と喋るようになった。但し、「ぽよ」としか言えない訳ではなく、「えい!」などの別の掛け声も上げている。『大乱闘スマッシュブラザーズX』のムービーでカービィが「ぽよ」と喋るシーンが存在する。 『毛糸のカービィ』におけるデデデが語尾に「ぞい」とつける。 『あつめて!カービィ』のサブゲーム「カービィマスター」にエスカルゴン、コックオオサカ、マッチョサンが、「空中探検隊EOS」にカスタマーサービスなどのアニメオリジナルキャラクターが登場。また、「カービィマスター」ではワドルドゥがアニメのように短剣を持って現れる場面がある。 『星のカービィ スターアライズ』でドリームフレンズのアドレーヌ&リボンの技「ペインター」にオクタコンと思しきタコが登場している。 『星のカービィ ディスカバリー』でワドルディが「わにゃ」と喋るようになる。 コピー能力関連アニメで『星のカービィ スーパーデラックス』同様にコピー能力習得状態では帽子を被る形が採用されたことにより、以後のゲームでもこれがスタンダードな形となる。 「トルネイド」や「ニードル」、「クリーン」など一部のコピー能力の帽子が逆輸入された。 「ニードル」のトゲを飛ばす技が『Wii』にて「バーンニードル」という技名で逆輸入された。 「スパーク」の「プラズマ」との統合が逆輸入された(ドロッチェ団、Wii)。 97話に登場したアニメオリジナルのコピー能力の「ウォーター」が『星のカービィ Wii』に登場した。また、同じくアニメオリジナルのコピー能力の「アイアン」「バトントワリング」はそれぞれ「メタル」、「スティック」というコピー能力としてゲーム作品(前者は『参上! ドロッチェ団』、後者は『星のカービィ スターアライズ』)に登場した。 その他の要素『参上! ドロッチェ団』では、デデデ城や戦艦ハルバードのデザインと設定などがアニメ版のものが使用された。また、同作中のデデデ戦ではデリバリーシステムも登場した(前述の理由のためアニメのキャラは登場しない)。 前述のように『カービィのエアライド』や『大乱闘スマッシュブラザーズX』にアニメのBGMが使用された。また、効果音などにおいてもカービィがジャンプした音などが『大乱闘スマッシュブラザーズX』で使われている。 アニメのサブタイトル場面で鳴る効果音がステージを始めるときに鳴る(毛糸のカービィ)。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』のステージ選択画面における「グリーングリーンズ」と「戦艦ハルバード」の下に表記されている原作シリーズロゴがアニメのロゴ調になっている。 また、同作のアドベンチャーモード『亜空の使者』に登場するデデデの用意した特殊なブローチや、デデデ城内装などに彫られた、デデデの顔のデザインがアニメ版におけるデデデ像のものとなっている。 モスガバーの逆襲でツインナッツが歌った曲がアレンジされて使われている(『あつめて!カービィ』)。
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