後のシリーズ展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 00:08 UTC 版)
モファットは番組の総責任者に就任した後、第5シリーズで「天使の時間」と「肉体と石」を執筆した。この2話は嘆きの天使を再登場させてよりアクション志向の作風となっており、良いモンスターは違うスタイルの物語にも再登場すべきだと考えてのことであった。嘆きの天使は第7シリーズの「マンハッタン占領」でも再登場を果たし、ブルー・ピーター(英語版)コンテストで子どもたちが執筆したミニエピソード「Good as Gold」に登場、「閉ざされたホテル」「ドクターの時」「時空の果てで」にカメオ出演した。『ドクター・フー』のスピンオフ作品にも登場は及んでおり、『CLASS/クラス』第1シリーズの最終エピソードで登場した。また、ジョナサン・モリス(英語版)による New Series Adventures の小説 Touched by an Angel にも登場した。 ドクターが話したフレーズ "The angels have the phone box"はラリーが修辞的に繰り返し、彼は触発されてこのフレーズを「Tシャツにしたい」と発言した。モファットとゴールドが予期した通り、ThinkGeekやZazzleなどのオンライン小売業者が同様の製品の販売を申し出た。加えて、"wibbly-wobbly timey-wimey" という台詞もモファットの複雑なタイムトラベルの物語を表現する際に使われるようになり、例を挙げると「ヒトラーを殺そう!」や「ビッグバン」で用いられた。この台詞は第5シリーズの第1話「11番目の時間」でも、11代目ドクターが幼少期のアメリア・ポンドの部屋の壁のひび割れをソニック・スクリュードライバーで調べる際に使われた。BBCアメリカは『ドクター・フー』第7シリーズの初日に先駆けて4本のスペシャルシリーズを制作し、そのうち1つのタイトルを "The Timey-Wimey Stuff of Doctor Who" とした。 2020年には、「まばたきするな」に登場したウェスター・ドラムリンズ邸を舞台とするゲーム『Doctor Who: The Lonely Assassins』が2021年春にiOS・Android・Nintendo Switch向けにリリースされることが報じられた。同作はラリー・ナイチンゲールやUNIT職員のオズグッドらと協力し、プレイヤーが嘆きの天使に立ち向かう内容になっている。同時に10代目ドクターと13代目ドクターが登場するゲーム『Doctor Who: The Edge of Reality』もリリースの予定が報じられており、そちらにもダーレクやサイバーマンとともに嘆きの天使が登場する。後者のゲームはパソコン・PlayStation 4・Xbox One・Nintendo Switch向けのリリースが予定されている。
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