形状の推移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 05:40 UTC 版)
西之島の形状変化を時系列順に示す。左上に「※」が付いているものは、新しい陸地(新島)部分の単体の数値。 形状の推移事象発生日事象の詳細面積(km2)最高点標高(m)長さ/東西(m)幅/南北(m)溶岩堆積量(m3)観測者1973年以前 0.07 平坦 650 200 - 国土地理院 1973年9月11日 噴火により、島の東南東沖600メートルに新しい島を確認。 - ※1-5 ※30-50 ※30-50 - 海上保安庁 1973年9月14日 新島中央に直径70メートルの噴火口を確認。 - ※40 ※120-150 ※120-150 - 海上保安庁 1973年12月21日 海上保安庁が「西之島新島」と命名。 ※0.121 ※52 550 200-400 - 海上保安庁 1974年8月3日 新島が西之島と一体化した後、航空測量を実施。 0.316※0.238 - - - - 海上保安庁 1999年 波による侵食で島は徐々に縮小していた。 0.29※0.25 25※15.2 - - - 気象庁 2003年 海上保安庁水路部測量。 0.29 25 760 600 - 海上保安庁水路部 2013年11月20日 噴煙を確認。6時間後、島の南南東沖500メートルに新しい島を確認。 - - ※200 ※110 - 海上保安庁パスコ 2013年11月26日 - - ※200 ※170-180 - 海上保安庁 2013年12月4日 新島の面積が初日より3.7倍に拡大。 ※0.056 ※27 ※300 ※260 30万 国土地理院海上保安庁 2013年12月13日 - 17日 新島の面積が初日より5倍に拡大。 ※0.08 ※39 ※400 ※300 80万 国土地理院海上保安庁 2013年12月24日 - 26日 新島は西之島の8割の面積に。溶岩流が西之島に到達し、26日に一体化。 0.39※0.15 - ※450 ※500 - 海上保安庁 2014年2月11日 - 16日 新陸地の面積10倍に。接合部の池が埋まり、西之島全体が紡錘形になった。 0.72※0.45 66 900 750 790万 国土地理院海上保安庁 2014年3月22日 - 24日 北火口の西側に新たな火口を確認。新陸地の面積は11月当初の70倍に。 ※0.7 71 1,150 850 1130万 国土地理院 (3月22日)海上保安庁 (3月24日) 2014年4月14日 - 15日 1973年の噴火の溶岩堆積量より多くなった。 ※0.75 - 1,150 950 2500万 国土地理院海上保安庁 2014年5月17日 - 23日 新陸地の面積は11月当初の86倍に。 ※0.86 - 1,300 1,050 - 国土地理院海上保安庁 2014年7月4日 - 23日 島全体の面積は11月以前の6倍に。海面に出ている溶岩量は東京ドーム18杯分。 1.3※1.08 74 1,580 1,380 2220万 国土地理院 (7月4日)海上保安庁 (7月23日) 2014年8月21日 - 27日 1.39※1.21 - 1,550 1,350 - 国土地理院 (8月21日)海上保安庁 (8月26日-27日) 2014年9月6日 - 17日 新陸地部分の面積は東京ドームの32倍。 1.56※1.49 - 1,570 1,440 - 国土地理院 (9月6日)海上保安庁 (9月17日) 2014年10月8日 - 16日 新陸地部分の面積は東京ドームの40倍。溶岩が北側に流出したことにより溶岩原が形成されつつある。 1.89※1.85 - 1,550 1,700 - 国土地理院 (10月8日)海上保安庁 (10月16日) 2014年11月20日 噴火確認から1年経過。西之島の面積は10倍に。 2.20 - 1,700 1,800 - 内閣情報調査室 2014年12月4日2014年12月10日10時頃 無人航空機による空中写真測量。旧島部分が溶岩でほぼ完全に覆われつつある。 2.272.29 110 - - 4970万 国土地理院 2014年12月10日12時頃 「だいち2号」搭載のLバンド合成開口レーダーデータによる解析。 2.28※2.24 - 1,760 1,820 - 火山噴火予知連絡会衛星解析グループ 2014年12月25日 2.30※2.29 - 1,710 1,830 - 海上保安庁 2015年2月23日 2.46 - 1,950 1,800 - 海上保安庁 2015年3月1日 無人航空機による空中写真測量。山頂から東側に大量の溶岩が流出。 2.55 137 - - 6446万 国土地理院 2015年5月20日 2.58 - 2,000 1,900 - 海上保安庁 2015年6月18日 2.71※2.70 - 2,000 2,100 - 海上保安庁 2015年7月28日 無人航空機による空中写真測量。南東方に流下した溶岩の量が最も多く、南東方向に島が拡大。 2.74 150 - - 8511万 国土地理院 2015年8月19日 2.72※2.71 - 2,000 2,000 - 海上保安庁 2015年9月16日 2.67 - 1,950 1,950 - 海上保安庁 2015年11月17日 2.63 - 1,900 1,950 - 海上保安庁 2015年12月9日 測量用航空機による空中写真測量。面積及び最高標高は前回観測(7月28日)から減少したが、噴出した溶岩等の海面上の体積は増加。 2.71 142 - - 8801万 国土地理院 2016年1月19日 2015年11月17日の観測以降新たな噴火は確認されていない。 2.63 - 1,900 1,990 - 海上保安庁 2016年3月3日 - 5日 無人航空機による空中写真測量。前回観測(12月9日)から最高標高は変化無く、面積は微増したが、噴出した溶岩等の海面上の体積は若干減少。 2.73 2.64 142 1,940 1,930 8721万 国土地理院 (3月3日)海上保安庁(3月5日) 2016年7月25日 無人航空機による空中写真測量。前回観測(3月3日)から最高標高は変化無く、面積及び噴出した溶岩等の海面上の体積は若干増加。 2.75 142 - - 8722万 国土地理院
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