富田町大字春田とは? わかりやすく解説

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春田 (名古屋市)

(富田町大字春田 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 06:51 UTC 版)

日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 中川区 > 春田・富田町大字春田
春田
春田駅 南口
春田
春田の位置
春田
春田 (名古屋市)
北緯35度8分32.57秒 東経136度48分48.17秒 / 北緯35.1423806度 東経136.8133806度 / 35.1423806; 136.8133806
日本
都道府県  愛知県
市町村 名古屋市
中川区
支所 富田支所
人口
2019年(平成31年)2月1日現在)[1]
 • 合計 4,566人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
454-0985(春田)[2]
454-0986(富田町大字春田)[3]
市外局番 052 (名古屋MA)[4]
ナンバープレート 名古屋
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春田(はるた、はるだ)は、愛知県名古屋市中川区にある地名である。現行行政地名は春田一丁目から春田五丁目と富田町大字春田。住居表示未実施[5]。富田町大字春田には19の小字が設置されている。

概要

JR東海関西本線春田駅を中心とした地域で、国道302号名古屋環状2号線)が南北、愛知県道29号弥富名古屋線八熊通)が東西に貫いており、町の東西端には新川戸田川がいずれも南北方向に流れている。現行行政地名では春田一丁目~五丁目、富田町大字春田(いずれも住居表示未実施区域)を指すが、東春田一丁目~三丁目や近隣の西伏屋戸田明正などといった地域も含め広域の呼称として「春田」が使われることが多い。この傾向は2001年の春田駅開業以降顕著になっている。

なお、地名をはじめとする一般的な呼称には「はる」を用いるが、小学校(名古屋市立春田小学校)の呼称に関しては「はる」を用いる。また、JR関西線のアナウンスでは「るた」とアクセントがつくが、地元住民の間においては「はる」「はるた」と呼ばれることが多い。

歴史

町名の由来

鎌倉時代成立の富田庄絵図(円覚寺文書)には「春田里」と書かれている。

江戸期海東郡春田村を前身とする。開墾田を意味する「治田(はりた)」が転じたという説がある。14世紀前半成立の尾張国海東郡富田荘の絵図に「春田里」の記載があることから、「春田」という地名は鎌倉期には既に定着していたものとみられる。

行政区画の変遷

富田町大字春田

春田

  • 1980年(昭和55年)9月14日 - 富田町大字服部・春田の各一部より春田一丁目が、富田町大字春田の一部より春田二~五丁目が成立[6]
  • 1982年(昭和57年)10月10日 - 富田町大字服部・春田の各一部を一丁目へ編入[6]

世帯数と人口

2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
春田一丁目 309世帯 809人
春田二丁目 965世帯 2,031人
春田三丁目 312世帯 660人
春田四丁目 314世帯 744人
春田五丁目 117世帯 322人
2,017世帯 4,566人

学区

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
春田一丁目 全域 名古屋市立春田小学校 名古屋市立富田中学校 尾張学区
春田二丁目 全域
春田三丁目 全域
春田四丁目 全域
春田五丁目 全域

主な施設

300 m
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
中川区役所富田支所
2
中川保健センター富田分室
3
名古屋春田郵便局
4
富田公園
5
百五銀行戸田支店
6
セリア春田店
7
春田山浄栄寺
8
庄田公園
9
替元公園
10
神明社
11
つけ麺丸和春田本店
12
にぎりの徳兵衛富田店
13
LPT春田店
14
スギドラッグ春田店
15
ベトコンラーメン新京 中川店

春田一丁目

  • 名古屋春田郵便局
  • つけ麺丸和 春田本店

春田二丁目

春田三丁目

春田四丁目

春田五丁目

富田町大字春田

  • 富田公園

主な人物

産業

写真集

交通

鉄道・バス

道路

その他

日本郵便

  • 集配担当する郵便局は以下の通りである[11]
町丁 郵便番号 郵便局
春田 454-0985[2] 中川郵便局
富田町大字春田 454-0986[3]

脚注

  1. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ 中川区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年2月13日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i 名古屋市計画局 1992, p. 831.
  7. ^ 名古屋市計画局 1992, p. 830.
  8. ^ 名古屋市計画局 1992, p. 832.
  9. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  10. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  11. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月10日閲覧 (PDF)

参考文献

  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。 

関連項目

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、春田 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。

富田町大字春田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 12:56 UTC 版)

春田 (名古屋市)」の記事における「富田町大字春田」の解説

1889年明治22年10月1日 - 町村制施行合併に伴い海東郡戸田村大字春田となる。 1906年明治39年7月1日 - 合併に伴い富田村大字春田となる。 1913年大正2年7月1日 - 海東郡海西郡合併し海部郡所属となる。 1944年昭和19年2月11日 - 町制施行に伴い、富田町大字春田となる。 1955年昭和30年10月1日 - 名古屋市中川区編入し、同区富田町大字春田となる。 1980年昭和55年9月14日 - 一部はとり二丁目(現・服部二丁目)・春田一~五丁目東春田一~三丁目となる。 1982年昭和57年10月10日 - 一部春田一丁目編入1989年平成元年10月8日 - 一部吉津四丁目となる。 1990年平成2年7月29日 - 一部供米田一~三丁目となる。

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