家庭用通信カラオケ・携帯端末向けサービス
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「セガカラ」の記事における「家庭用通信カラオケ・携帯端末向けサービス」の解説
セガカラMelody 携帯電話・スマートフォン向け音楽配信サイト。1999年(平成11年)4月にサービス開始。2012年(平成24年)11月1日をもってオリコンが運営する「オリコンミュージック」へ統合される形で廃止された。配信曲数は廃止時点でシングル8000曲、着うた30000曲、着メロ20000曲。 セガカラ for ドリームキャスト 2001年(平成13年)10月サービス開始。ドリームキャストを利用する家庭用通信カラオケシステムで、通称「ドリカラ」。ドリームキャスト下部に接続するボックスタイプのカラオケユニット(マイクミキサーの役割をする)「ドリームキャスト・カラオケ」と、専用ソフトウェアの「セガカラ@ドリームキャスト」がセットで発売されている(ソフトウェアのみでは起動しない)。ドリームキャスト本体とのセット販売品「セガカラ@ホーム」もある。当時の競合品としてはタカラのe-karaなどがある。 管理楽曲は演奏不可で、ゲーム機を活用したサービスのためMIDI音源が脆弱という弱点はあるが、専用の機器を使用するタイトーのX-55よりも廉価であった。 2006年(平成18年)4月30日をもってサービス終了。なお、当サービス終了の2年後に、競合他社のエクシングによりWiiにてカラオケJOYSOUND Wiiのサービスが開始された。 セガカラ for PC セガカラのPC向け配信サービス。2004年(平成16年)8月21日からヒトカラ(一人カラオケ)利用を想定して「セガカラ for PC」をアイデアリンクが運営する複合カフェ「ゲラゲラ横須賀店」へ提供する実証実験を行い、12月1日から商用サービスを開始した。2015年(平成27年)6月30日に全てのサービスを終了した。 ヒトカラ 携帯電話向けカラオケ配信サービス。その名の通り、ヒトカラ(一人カラオケ)需要の高まりを受けて開始したサービスであり、2007年(平成19年)9月4日に開始。無料で利用でき、広告収入で利益を得ている。ロゴタイプは「セガカラ」と同様のデザインになっており、セガカラの姉妹サービスであることを示唆している。2008年(平成20年)4月には会員数100万人を突破。同年12月には「ヒトカラ」専用のポータブルカラオケ機「おうちでヒトカラ」がセガトイズから発売された。2009年(平成21年)3月末には会員数は200万人を超え、配信曲数は43000曲以上となっていたが、2010年(平成22年)6月25日をもってサービス終了した。 セガカラ(スマートフォンアプリ) スマートフォン用カラオケアプリ。2011年(平成23年)5月にiOS版がリリースされ、2013年(平成25年)12月にAndroid版がリリースされた。歌詞テロップなどはPrologue 21シリーズのデザインを踏襲しており、採点機能も1000点満点で全国採点機能がついており、Prologue 21シリーズの「全国採点やろう」を踏襲している。2014年(平成26年)8月13日からSmart TV Box向けサービスも開始した。テレビ画面をモニターとして使用でき、タブレットと連携することで採点機能が利用可能となるほか、タブレットを歌本やカラオケリモコンとして利用することもできる。2015年(平成27年)2月時点で約5万曲を配信していたが、競合他社に大きく水を空けられていた。2015年(平成27年)6月30日にiOS版・Android版が、同年9月30日にauスマートパス版が配信終了し、セガカラのサービスは完全に終了した。
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