家庭用販売まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 02:10 UTC 版)
2012年に同人版が発売された当初、『旋光の輪舞』の販売元であるグレフは「法人としての商売ではなく、個人がファン活動で行う分には黙認する」という姿勢をとっていたが、メディアスケープがPS Vita向けにカスタムテーマを有料で配信開始した際、グレフは本作を商業作品とみなし、商標権および著作権侵害としてメディアスケープに通告を行った。 その後、既に発売されていた同人版の廃盤を条件に、グレフはメディアスケープと正式にライセンス契約を結ぶことを発表した。このような結果に至った理由として、グレフは、同人ゲームをプレイステーション向けに移植・販売していくというコンセプトを持つメディアスケープに賛同したことと、アーケードおよび家庭用ゲーム機市場に対する危機感があったことを述べている。 グレフの正式ライセンス契約締結について、ねとらぼは寛大な措置であるとコメントを述べている。 なお上海アリス幻樂団は本作に対してコメントしていないが、上海アリス幻樂団はもとより自身の創作物を用いた二次創作物を概ね容認する姿勢である(詳細は東方Project#二次創作物に関する事柄を参照)。また、家庭版発売元のメディアスケープは、上海アリス幻樂団代表からは二次創作物を販売する許可を取っていた。
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