家庭用簡易孔版印刷機「プリントゴッコ」とは? わかりやすく解説

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家庭用簡易孔版印刷機「プリントゴッコ」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:56 UTC 版)

理想科学工業」の記事における「家庭用簡易孔版印刷機「プリントゴッコ」」の解説

プリントゴッコ」は、1977年9月発売された。その名前には、「すべての家庭親子一緒に印刷ゴッコ楽しんでほしい」という創業者 羽山昇の思い込められている。価格も「家庭使ってもらうには1万円を切る額でなければならない」との羽山昇の考えから、発売当時は9,800円だった。 この価格実現することができた背景には、当時としては画期的であった流通システムがあった。当時問屋を通すのが当たり前だったが、問屋介さず文具店と直接契約販売する流通経路開拓し代金回収には銀行口座振替活用するという独自の流通システム構築し合理化推し進めた。 「プリントゴッコ」は日本の文化的・国民的行事ともいえる「年賀状づくり」のツールとして人気博し、その価格設定相まって大ヒット商品となった。「プリントゴッコ」の販売台数売上金額はともに毎年増加続け初年度には販売台数6台だったものが翌1978年には24台と大幅に増加し1983年には50台を超え1980年代後半から1990年代前半にかけては毎年60台以上がコンスタント売れた。 だが販売台数1987年72台を記録したのをピークに、1990年代半ばになると大きな落ち込み続いたその背景には、パソコンプリンター一般家庭への普及があった。1996年累計生産台数が1,000台を達成したものの、販売台数減少歯止めかからず2008年に「プリントゴッコ本体販売終了お知らせ」のリリース発表した本体販売終了後も、インクマスターといった消耗品販売継続していたが、2012年12月をもってそれらの販売終了。「プリントゴッコ」は35年歴史に幕閉じた

※この「家庭用簡易孔版印刷機「プリントゴッコ」」の解説は、「理想科学工業」の解説の一部です。
「家庭用簡易孔版印刷機「プリントゴッコ」」を含む「理想科学工業」の記事については、「理想科学工業」の概要を参照ください。

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