実写版映画の主人公と主要人物たち
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「実写版映画の主人公と主要人物たち」の解説
アリス・アバーナシー (Alice Abernathy) 年齢:不明 映画版俳優:ミラ・ジョヴォヴィッチ 日本語吹き替え:本田貴子(劇場版/VHS/DVD版)、岡寛恵(地上波放送) 『I』『II』『III』『IV』『V』『FINAL』の主人公。詳細はリンク先を参照。 マット・アディソン (Mat Addison) 映画版俳優:エリック・メビウス 日本語吹き替え:宮本充(VHS/DVD版)、内田夕夜(地上波放送) 『I』『II』に登場する自然保護運動家。ハイブで働いている妹のリサに、アンブレラ社の非道を暴くための情報を調べてもらっていた。しかし、リサからの連絡が途絶えたためにラクーンシティへ着任したばかりの刑事を偽ってハイブへ向かい、その入口の洋館で出会ったアリスや特殊部隊員らと行動を共にする。 ハイブでは、特殊部隊の壊滅やリサがゾンビ化して襲いかかってくるなどの凄惨な目に遭う。その後は何とか洋館へ生還するが、脱出する際の列車内でリッカーによって生じた傷口が変異したため、「変異したT-ウィルスの感染者」としてアンブレラ社に拘束されてしまう。 『II』ではアンブレラ社のネメシス計画の素体にさせられてネメシスと化し(アリスの脳裏を過ぎる記憶には、ネメシスへの改造途中に顔の右半分を剥がされた姿も登場する)、覚醒した後は本来の自我を失ってアンブレラ社の命令に従っていたが、アリスと戦わされている最中に本来の自我を取り戻す。アリスと共闘してラクーンシティ隔離部隊を蹴散らした終盤、彼女を庇ってロケットランチャーで撃墜したヘリコプターの下敷きとなり、死亡する。 『I』の小説版ではゾンビ化したリサに襲われたところをアリスに助けられるが、完全死を迎えていなかったリサに噛み殺される。 リサ・アディソン (Lisa Addison) 映画版俳優:ハイケ・マカッシュ 日本語吹き替え:山川亜弥(VHS/DVD版)、石塚理恵(地上波放送) 『I』に登場するマット・アディソンの妹で、ハイブに勤めていた。マットに頼まれ、協力者(記憶を失う前のアリス)と共にアンブレラ社の悪事の情報を集めていたが、T-ウイルス流出を受けて放出されたハロンガスにより死亡する。その後、ハイブを訪れたマットの前にゾンビ化して現れるも、駆け付けたアリスに後頭部を鈍器で殴られ、完全に死亡する。 スペンサー・パークス (Spence Parks) 映画版俳優:ジェームズ・ピュアフォイ 日本語吹き替え:江原正士(VHS/DVD版)、山路和弘(地上波放送) 『I』に登場。略称はスペンス。ハイブへ向かう列車の中でアリスと同様に記憶喪失で発見され、彼らと行動を共にする。記憶喪失時は薄着のアリスに自分の上着を貸すなど非常に優しい性格だったが、元は利己心が強い金の亡者とも呼べる人物であった。本来はアンブレラ社特殊工作員としてアリスと共にハイブの出入り口がある洋館を警備しており、彼女とも社命で洋館に暮らす夫婦に成りすますべく偽装結婚していた(着けていた結婚指輪も擬装用の小道具でしかなく、裏側にはアンブレラの所有物である旨を示す文字が刻まれている)うえ、リサへ情報を流している彼女を盗撮していたほか、関係者の口封じを目的としてハイブ内にT-ウイルスの入ったアンプルを壊して漏洩させ、自分だけがT-ウイルスと抗ウイルス剤をケースで持ち出して一儲けしようと目論んでいた。記憶が戻った後は今までの恩を仇で返す形でアリスらを裏切り、後にアンデッドの襲撃を受けてT-ウイルスに感染するも密かにケースを隠していた列車へ戻り、自らに抗ウイルス剤を注射しようとするが、その直後に現れたリッカーに襲われ、殺害される。後にアリスが現れた際にはゾンビ化して噛み付こうとしたところを彼女に斧で止めを刺された挙句、結婚指輪もその場に捨てられた。なお、小説版ではハイブ内でのバイオハザードはスペンスの故意によるものではなく、事故という設定になっている。 アンジェラ・アシュフォード (Angela Ashford) 映画版俳優:ソフィー・ヴァヴァサー 日本語吹き替え:三村ゆうな(VHS/DVD版)、嶋村侑(地上波放送) 『II』に登場するチャールズ・アシュフォードの娘。愛称はアンジー。T-ウイルスの開発者を父に持つなど、立場は原作におけるシェリーに近い。生まれつき難病の筋ジストロフィーを患っていたが、T-ウイルスと抗ウィルス剤の同時接種により各細胞の変異化ではなく活性化のみが行われたことで急速に回復し、物語開始時点では治療を続けながらも、普通の健常者と同様に自力で歩ける普通の生活を送っていた。ラクーンシティのバイオハザード発生時には、アンブレラ社の手によって街から避難していたが、乗っていた車がトレーラーと衝突事故を起こしてしまったため、車から逃れて通学先の小学校に隠れていた。チャールズの手引きで訪れたアリスらと出会ってからは共に行動し、父チャールズをケインに目の前で射殺されたものの、ラクーンシティからの脱出には成功する。その後の経緯は映画では語られていないが、『III』の小説版ではアンブレラ社から人工衛星を通じて操作されたアリスに射殺されたことが述べられている。 ベッキー 映画版俳優:アリアーナ・エンジニア 日本語吹き替え:羽飼まり(VHS/DVD版)、能登麻美子(地上波放送) 『V』に登場するクローン・アリスとトッド(カルロスのクローン)の娘。口での会話はできるものの聴力に障害があり、手話を交えながら話す。オリジナルのアリスを母と思い込んで行動を共にするが、その過程で自身も数多く製造されたクローンの1人に過ぎず、肉体も記憶も作り物であることを目の当たりにさせられることとなる。
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