宇佐美登とは? わかりやすく解説

宇佐美登

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/09 21:17 UTC 版)

宇佐美 登
うさみ のぼる
生年月日 (1967-02-16) 1967年2月16日(58歳)
出生地 日本 東京都大田区
出身校 早稲田大学理工学部機械工学科
所属政党 新党さきがけ→)
民主党→)
無所属→)
日本維新の会→)
(無所属→)
希望の党→)
無所属
称号 工学士
公式サイト うさみ登の毎日
選挙区 旧東京2区→)
比例東京ブロック東京4区
当選回数 2回
在任期間 1993年7月19日 - 1996年9月27日
2003年11月10日 - 2005年8月8日
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宇佐美 登(うさみ のぼる、1967年昭和42年)2月16日 - )は、日本政治家。元衆議院議員(2期)。

経歴

東京都大田区雪谷生まれ。大田区立雪谷小学校、大田区立雪谷中学校、早稲田大学高等学院早稲田大学理工学部機械工学科卒業。松下政経塾第10期生(同期に横浜市長を務めた中田宏)。

政治家に

武村正義の秘書を経て、1993年第40回衆議院議員総選挙新党さきがけ公認で旧東京2区から立候補し、26歳で初当選(当時最年少)。1996年小選挙区比例代表並立制導入後初めて実施された第41回衆議院議員総選挙では、東京3区から新党さきがけ公認で出馬するも、自由民主党栗本慎一郎に敗れ、落選。

1998年第18回参議院議員通常選挙には新党さきがけ公認で比例区から名簿順位2位で立候補するが、さきがけの獲得議席が0であったため落選。その後新党さきがけを離党し、民主党に入党。2000年第42回衆議院議員総選挙には民主党公認で東京4区から立候補したが、再び落選した。

2003年第43回衆議院議員総選挙では東京4区から民主党公認で立候補。自民党の中西一善に敗れるが、重複立候補していた比例東京ブロックで復活し、7年ぶりに国政へ復帰した。2005年第44回衆議院議員総選挙では東京4区から立候補したが、自民党の平将明に敗れ、比例復活もならず落選。

2007年の統一地方選挙に際して民主党を離党し、大田区長選挙に無所属で立候補するが、自民党推薦の松原忠義に約9千票差で惜敗した。

2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙では東京4区から無所属(平沼グループ)で立候補するが、民主党新人の藤田憲彦、自民党前職の平将明に次ぐ3位で落選した。

いわき市へ

2011年東日本大震災に際して、父:聖(さとし)の郷里であるいわき市にボランティアとして訪問する。

2012年(平成24年)政治活動の拠点をいわき市に移す。同年の第46回衆議院議員総選挙では福島5区から日本維新の会公認で立候補したが落選した。その後、日本維新の会を離党した。

2013年(平成25年)9月いわき市長選挙に無所属で立候補した。31,402票を獲得するも3位で落選した。

2017年(平成29年)9月、再びいわき市長選挙に無所属で立候補したものの、36,411票で落選した(3位)。

同年10月第48回衆議院議員総選挙に、希望の党比例単独候補(名簿順位19位)として東北ブロックから立候補したが[1]、落選した。

2021年3月14日、同年秋に行われるいわき市長選挙へ立候補する意向が伝えられ[2]、同選挙に無所属で立候補したが、9月5日投開票の結果、元文部科学省室長の内田広之に敗れ次点で落選した[3]

2025年7月24日、同年9月7日投開票のいわき市長選挙への立候補を表明した[4]。選挙の結果、落選[5][6][7][8]

衆議院議員としての実績

所属していた団体・議員連盟

選挙歴

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第40回衆議院議員総選挙 1993年07月18日 26 旧東京都第2区 新党さきがけ 6万2188票 12.8% 5 5/10 /
第41回衆議院議員総選挙 1996年10月20日 29 東京都第3区 新党さきがけ 3万5025票 15.43% 1 4/5 /
第18回参議院議員通常選挙 1998年07月12日 31 参議院比例区 新党さきがけ ーー票 ーー 50 2/3 2/0
第42回衆議院議員総選挙 2000年06月25日 33 東京都第4区 民主党 4万9662票 20.58% 1 3/5 11/6
比当 第43回衆議院議員総選挙 2003年11月09日 36 東京都第4区 民主党 7万7953票 35.55% 1 2/4 8/8
第44回衆議院議員総選挙 2005年09月11日 38 東京都第4区 民主党 8万6354票 33.66% 1 2/5 9/6
2007年大田区長選挙 2007年4月22日 40 ーー 無所属 7万6463票 ーー 1 1/6 /
第45回衆議院議員総選挙 2009年08月30日 42 東京都第4区 無所属 4万6107票 17.29% 1 3/5 /
第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 45 福島県第5区 日本維新の会 2万6299票 14.96% 1 3/6 5/2
2013年いわき市長選挙 2013年9月8日 46 ーー 無所属 3万1402票 ーー 1 3/4 /
2017年いわき市長選挙 2017年9月10日 50 ーー 無所属 3万6411票 ーー 1 3/3 /
第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 50 比例東北ブロック 希望の党 ーー票 ーー 13 19/20 19/3
2021年いわき市長選挙 2021年9月5日 54 ーー 無所属 2万8258票 22.4% 1 2/4 /
2025年いわき市長選挙 2025年9月7日 58 ーー 無所属 2万3829票 22.4% 1 2/3 /

脚注

  1. ^ 希望の党が比例名簿を発表”. 産経新聞 (2017年10月10日). 2017年10月10日閲覧。
  2. ^ “元衆院議員・宇佐美氏立候補へ いわき市長選、選挙戦確実情勢”. 福島民友. (2021年3月14日). https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210314-594180.php 2021年3月14日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  3. ^ “元文科省職員の内田氏が初当選 いわき市長選”. 河北新報. (2021年9月5日). https://kahoku.news/articles/20210905khn000020.html 2021年9月6日閲覧。  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  4. ^ いわき市長選挙に元衆議院議員の宇佐美登さんが立候補表明 医療体制充実など訴える 9月7日投開票 福島”. 福島テレビ (2025年7月24日). 2025年7月25日閲覧。
  5. ^ いわき市長に内田広之氏再選 新人と元職を破る 投票率は最低41.84%:福島ニュース”. 福島民友新聞社. 2025年9月9日閲覧。
  6. ^ 政策推進へ決意新た 福島県いわき市長選で再選 内田広之氏に喜びの朝”. 福島民報. 2025年9月9日閲覧。
  7. ^ Inc, Nikkei (2025年9月8日). “福島県いわき市長、内田氏が再選 経済対策「3本の矢」実施が急務”. 日本経済新聞. 2025年9月9日閲覧。
  8. ^ <号外>いわき市長選 現職・内田広之氏が当選確実 市民は継続を選択 | 株式会社いわき民報社”. iwaki-minpo.co.jp. 2025年9月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

名誉職
先代
赤城徳彦
最年少衆議院議員
1993年 - 1996年
次代
古川元久
その他の役職
先代
忌部実
日本WHO協会会長
第7代:2007年 - 2009年
次代
關淳一




固有名詞の分類

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