妖怪始末人ギルド関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/08 07:57 UTC 版)
「妖怪始末人トラウマ!!」の記事における「妖怪始末人ギルド関係者」の解説
岳禅坊(がくぜんぼう) 上級始末人。高い法力を持ち、負け知らずの実力派。 普通の人間ではあるが、修行の果てに肉体を変化させ、自ら一つ目の異形の姿になった。本人曰く、心眼はひとつでよいからだ、との事。 トラ貧コンビに好意的で何かと目をかけてくれる上、銭ゲバ揃いの始末人ギルドメンバーでありながら、それほど金に執着を持たない稀有なキャラであるため、トラ貧コンビにとってはほとんど、唯一頼れる「先輩」始末人である。 元々主人公コンビ以外では最もよく登場する準レギュラーではあったが、『妖怪始末人トラウマ!!と貧乏神』においては出番が激増し、完全にレギュラーキャラとなった。 マタリン 上級始末人。正体は猫又で、「化け猫」と呼ばれると怒る。 「猫じゃ猫じゃ」の節回しに合わせて敵を踊らせ、踊りの終わりと共に呪殺する技を得意とする。 猫らしく、犬が苦手で、ネズミにはつい反応してしまう。 トラ貧コンビを何かと気にかけ、仕事に一枚かませてくれるが、なにかとおちょくられることも多くその厚意は報われない。 疫病神(やくびょうがみ) 貧乏神の兄。ギルドの嘱託メンバー。 その名のとおり、ただでさえトラブルの多いトラ貧コンビを、さらに引っかき回す迷惑者。その上、飛ばすギャグのつまらなさは弟をはるかに上回り、実務面でも弟に輪をかけた役立たずという、箸にも棒にもかからないろくでなし。死んだ振りが得意で並の妖怪や人間は死体と見分けがつかないほどでその演技のすごさは弟の貧乏神も認めるほどである。 その代わり、持てる力を本業に向けた時は、弟を遥かに上回る凄まじい破壊力を誇る。 八海仙人(はっかいせんにん) 中国は雲南省に住む仙人。白いヒゲを蓄えた風貌。 トラウマに仙人魂を与えたかわりに、トラ貧コンビを拉致し、日給10円でさんざんコキ使った。 相当な実力者と思われるが、貧乏な始末人を拉致してこき使ったり最終的に仙術の実験に使ったりする悪癖があり、ギルド所属のお兄さんによると今までこの仙人に拉致された始末人は誰一人として戻ってこないとのことでギルドで問題視されている。 浦原瀬奈可(うらはら せなか) 引退した始末人・浦原上人の娘。ボンボリ頭が特徴的な女子高生。 背中から巨大な口を出現させて、敵を噛み裂く技を得意とする。 トラ貧コンビとは共に仕事をする仲だが、お金にがめつく、トラウマとは馬が合わない。 ジュリアーノ松平(ジュリアーノ まつだいら) 上級始末人。美男子で腕利きだが、気障で女たらし。 異次元の扉を開き敵を封じ込める技「薔薇門再来」を得意とする。 ゴキブリが大の苦手。 あかなめ ギルドのメッセンジャーボーイ(といえば聞こえはいいが、要は「使い走り」)。正体は垢嘗。 トラ貧コンビと仲がよく、風呂場をきれいにするバイト(ギルドの仕事より実入りが良い)で稼いだ金で、よく食料などを差し入れてくれる。 ゆかなめ(弟)、そこなめ(父)、とこなめ(母)等、外見がそっくりの一族が多数存在する。 童子(わらしこ) 『妖怪始末人トラ・貧!!』にのみ登場する、ギルドの東北支部に所属する始末人の少女。正体は座敷童子。 防御力はズバ抜けて高いが攻撃力は極めて低い、というトラウマとは正反対の能力を持つ。 そのため、相互の弱点補強の意味でトラウマとコンビを組まされ、コンビでの活動時限定で上級始末人待遇を得て報酬や契約料で金銭的には非常に恵まれた生活ができるようになる。そもそも貧乏神と座敷童子ではコンビを組む相手が天と地の差であるが、トラウマ同様に贅沢は性に合わず貧乏神を含めた清貧生活を送る。ただし、貧乏神に対しては非常に辛辣で毒舌。 ぼんぼりに結ったおかっぱ頭で、ほとんど髪に隠れた顔つき、と、一見見てくれは冴えないが、一旦髪をかきあげてみると、終始鉄面皮のトラウマですら、思わず心を奪われるほどの美少女。 『妖怪始末人トラ・貧!!』最終局面での妖狐との決戦の際、妖狐と相討ちとなって命を落としたトラウマの後を追い、自ら命を絶つ事でトラウマ・貧乏神と共に始末人ギルド・あの世支部に転属した。
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