天壌無窮の神勅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 天壌無窮の神勅の意味・解説 

てんじょうむきゅう‐の‐しんちょく〔テンジヤウムキユウ‐〕【天壌無窮の神勅】

読み方:てんじょうむきゅうのしんちょく

天壌無窮の詔勅」に同じ。


神勅

(天壌無窮の神勅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 15:58 UTC 版)

神勅(しんちょく、旧字体: 神󠄀敕)とはの与えた命令、またその文書をさす言葉である。




「神勅」の続きの解説一覧

天壌無窮の神勅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:35 UTC 版)

神勅」の記事における「天壌無窮の神勅」の解説

『日本書紀』天孫降臨の段で天照大神が孫の瓊瓊杵尊らに下した以下の3つの神勅三大神勅)のことを指す。 天壌無窮の神勅 - 葦原千五百秋瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾皇孫就きて治らせ。行矣。宝祚之隆えまさむこと、当に天壌と窮り無かるべし。 宝鏡奉斎の神勅 - 吾が児、此の宝鏡を視まさむこと、当に吾を視るがごとくすべし。与に床を同くし殿を共にして、斎の鏡となすべし。 斎庭(ゆにわ)の稲穂神勅 - 吾が高天原に所御す斎庭の穂を以て、亦吾が児に御せまつるべし。 さらに、同段で天照大神臣下天児屋命太玉命下した侍殿防護神勅高御産巣日神下した神籬磐境神勅。この2つ神勅併せて五大神勅」という。 侍殿防護神勅 - 願はくは、爾二神、また同じく殿の内に侍ひて、善く防ぎ護ることをなせ。 神籬磐境神勅 - 吾は則ち天津神籬た天津磐境を起てて、まさに吾孫御為に齋ひ奉らむ。汝、天児屋命太玉命宜し天津神籬を持ちて、葦原中国降りて、また吾孫御為に齋ひ奉れと。 『古事記』葦原中国平定の段には「豊葦原千秋長五百秋穂国我が御子正勝吾勝勝速日天忍穂耳命知らす国なり」天孫降臨の段にも「この豊葦原穂国は、汝(邇邇芸命)知らさむ国ぞと言依さしたまふ」という同様の文章がある。文章それぞれに異るが、天照大神の子孫が君主となって日本治めることは、神の意志に基づくものであるとする内容共通しており、瓊瓊杵尊曾孫磐余彦神武天皇として即位して以来、その地位皇室によって受け継がれてきたとしている。戦前期にあっては天皇日本国体であることの、法制的・歴史的宗教的根拠となった万世一系の項参照)。

※この「天壌無窮の神勅」の解説は、「神勅」の解説の一部です。
「天壌無窮の神勅」を含む「神勅」の記事については、「神勅」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「天壌無窮の神勅」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天壌無窮の神勅」の関連用語

天壌無窮の神勅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天壌無窮の神勅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神勅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの神勅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS