大手流通業者などの独自開発商品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 00:20 UTC 版)
「プライベートブランド」の記事における「大手流通業者などの独自開発商品」の解説
TOPVALU〔トップバリュ〕(イオン)- 1994年にトップバリューとして販売開始、2000年にトップバリュへ変更。2011年度実績で約6,000品目、売上高約5,273億円。2016年度の実績では7,156億円の売上高となっている。いなげや・マルエツなどイオンと資本・業務提携を結んでいる企業でも取り扱い。トップバリュ セレクト - 品質を重視した、やや高めの製品。 トップバリュ - 通常の価格帯の製品。 トップバリュベストプライス - 通常のトップバリュ商品よりも、さらに安価な第二ライン。2010年に販売開始。 トップバリュ グリーンアイ HapYcom〔ハピコム〕(イオン) - イオン傘下のドラッグストアおよびイオンのドラッグ部門の大衆薬のブランド。2009年5月まではウエルシアを使用していた。 みなさまのお墨付き(西友)- グレートバリューから移行して誕生。2012年12月7日販売開始。 きほんのき(西友) グレートバリュー(ウォルマート)- 子会社の西友でも取り扱い。 セブンプレミアム(セブン&アイ・ホールディングス)- 2007年5月に49品目で販売開始。全品に製造者を明記し、問い合わせ窓口も製造者となっている。セブン-イレブンやイトーヨーカドー、ヨークベニマル、そごう・西武といったグループ各社だけでなく、提携先の天満屋ストアなどにも供給されている。売り上げの約75%はセブンイレブンによるもの。2011年度実績で約1,500品目、売上高約4,200億円。2016年度の実績では3,650品目、1兆1,500億円の売上高となっている。セブンプレミアム セブンプレミアム ゴールド セブンプレミアム フレッシュ セブンプレミアム ライフスタイル StyleOne〔スタイルワン〕(ユニー・イズミヤ・フジ・リテイリング)2009年3月に東海地方を基盤とするユニーと近畿地方を基盤とするイズミヤ、中国・四国地方を基盤とするフジの3社による共同プライベートブランド商品を開発することを発表し、同年6月24日の3社会見でブランド名を「スタイルワン」とすることを発表。そして2009年8月21日より「スタイルワン」のブランド名による食品90品目・日用品10品目の発売を3社同時に開始し、イオンの「トップバリュ」やセブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム」の“PB2強”に対抗することになった。キャッチコピーは「わたしのお気に入り。」。 「スタイルワン」ブランドの商品は開発に携わった上記3社 の直営・系列店舗の他、「サンリブ」・「マルショク」(ともにサンリブ・マルショクグループ)と「miniピアゴ」(現在はG-7ホールディングス傘下)でも取り扱っている。かつてはユニーグループ・ホールディングス(のちのユニー・ファミリーマートホールディングス)傘下のコンビニエンスストア「サークルK」(日本国内店舗のみ。また日本国内店舗はファミリーマートに転換済)、「サンクス」(ファミリーマートに転換済)の店舗でも取り扱っていた。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}スタイルワンブランドのカップ麺に関しては、縦型カップ(しょうゆラーメンなど)の場合、ユニーでは「e-price」からの流れで日清食品製のものが、イズミヤでは「good-i」からの流れでエースコック製のものが販売されるなど店舗によって異なっていたが、「しょうゆラーメンカップ」は2010年秋までに日清食品製のものに一本化された。現在はサンヨー食品や東洋水産製のものも店舗によって販売されている。袋麺(インスタントラーメン)は各社とも明星食品製のものが販売されている。[要出典] 2011年8月、株式会社サークルKサンクス(のちの2代目株式会社ファミリーマート)が展開していた105円均一の菓子シリーズのブランド「ほがら菓たいむ」の全製品を「スタイルワン」ブランドに切り替えた。 2016年9月1日付で、ユニーおよびサークルKサンクスの親会社であったユニーグループ・ホールディングスが(初代)ファミリーマートと経営統合してユニー・ファミリーマートホールディングスを新たに発足させ、サークルKサンクスは(2代目)ファミリーマートへと商号を変更した。経営統合後もサークルK・サンクス店舗においては「スタイルワン」ブランドの商品の販売を継続していたが、ファミリーマートのプライベートブランド「ファミリーマートコレクション」に切り替える店舗も増えており、ファミリーマートも経営統合の成果を早期に出すため2017年春までには全商品の切り替えを完了させたいと発表した。そしてファミリーマートへ未転換のサークルK・サンクスの店舗向けの供給も2017年2月末をもって終了となった。ただし、アピタ・ピアゴ・miniピアゴ(ファミリーマートとのコラボ店舗を除く)への「スタイルワン」ブランド商品の供給は継続される。 2014年にイズミヤが阪急阪神東宝グループのエイチ・ツー・オー リテイリングと経営統合。2018年にフジがイオンと資本業務提携し、2022年にイオン傘下へ。2019年にユニーがドンキホーテホールディングス(現・パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の傘下になった。それぞれの関係会社でも個別のプライベートブランドを展開していることもあり、「スタイルワン」の動向が注目されていたが、2019年4月16日にユニーとイズミヤが今後も「スタイルワン」を存続させることを明らかにした。同年4月22日にフジも同様に継続を表明し、前記の業界再編の経緯もあり、今後はフジが商品開発やブランド展開を主導していく事を表明している。 2020年2月にminiピアゴを運営する99イチバがユニーグループを離脱したが、スタイルワンの取り扱いは継続している。 なお、イズミヤが展開しているPB商品の「good-i」(グッド・アイ)ブランドは当面[いつ?]「スタイルワン」と並行して販売が継続されるほか、フジが展開しているPB商品「くらしのモルト」に関しては食料品を中心に「スタイルワン」への商品切り替えを行っている[いつ?]。 この「スタイルワン」ブランドがスタートする前にも2008年にはユニーがイズミヤとの共同仕入れなどの業務提携を締結しており、ユニー(アピタ・ピアゴなど)のPB商品「e-price」(イープライス)の一部商品をイズミヤでも取り扱うようになっていた。 PrimeONE〔プライムワン〕(ユニー・イズミヤ・フジ・リテイリング)- スタイルワンよりも上質・こだわり感のある食料品・雑貨品につけられているスタイルワンのプレミアム・ブランド。価格はスタイルワンより少し高め。キャッチコピーは「ひとつ上の、満足。」。 UUCS(ユニー) e-price(ユニー) グッド・アイ(イズミヤ) mykai (ロヂャース) maruetsu365〔マルエツさんろくご〕(マルエツ) 万代選品(万代) プロ仕様(肉のハナマサ) Valor select、Valor plus(バロー) スマイルライフ(ライフコーポレーション) ライフプレミアム(ライフコーポレーション) ライフナチュラル(ライフコーポレーション) スターセレクト(ライフコーポレーション・ヤオコー) くらしらく(サンリブ・マルショク) Tokyu Store Plus〔東急ストアプラス〕(東急ストア)- かつては東急エクセレントならびに東急セレクトと名乗っていた。 阪急の味(阪急オアシス) @HOME、CAINZ(カインズ) D2 Original(ケーヨー) 情熱価格(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス ドン・キホーテ、長崎屋) PRICE LOCK ON!、QUALITY LOCK ON!(トライアル) Make a GOOD Choice!、Make a ECO Choice!(MrMAX) LIFE LEX〔ライフレックス〕(コーナン) EDLP〔エブリディ・ロー・プライス〕(コーナン) SOUTHERNPORT〔サザンポート〕(コーナン) PRO-TEC〔プロテック〕(コーナン) K+、アテーナライフ、緑館(コメリ) ロイバリュ(ロイヤルホームセンター) M's one〔エムズワン〕(ツルハ) くらしリズム(ツルハホールディングス) Basic(薬王堂) MK CUSTOMER(マツモトキヨシ) アルジェラン(マツモトキヨシ) ルンタ(マツモトキヨシ) Melano Science(マツモトキヨシ) 和サプリ(マツモトキヨシ) HJB(CFSコーポレーション) エス・セレクト(スギ薬局)- 同社が販売する医薬品、日用品の一部。エス・ユニーク - 同社が販売する日用品の一部。 エス・ルミエ - 同社が販売する化粧品。 WELL-US(キリン堂) ダイコクの力(ダイコクドラッグ) ON365〔オンサンロクゴ〕(コスモス薬品) green label relaxing(ユナイテッドアローズ) ビバライフ(ビバホーム) BIG‐A(ビッグエー) IGNIO(アルペン) Y's select(ヤマダ電機)- ハーブリラックスから移行。 ELSONIC (ノジマ) CLOSSHI (しまむら) joyful DAYS (ジョイフル本田) ダイソーセレクト(ダイソー)- 同社の販売する食料品や日用品の一部。 Do!STARS(キャンドゥ) ワッツセレクト(ワッツ) オートバックスクオリティ(オートバックスセブン) D-PRICE〔ディープライス〕(大黒天物産) mykai (北辰商事) ハローズセレクション(ハローズ) からだWelcia・くらしWelcia(ウエルシア) このほか、大手100円ショップでは、大手有名NBメーカーに自社専用商品として発注する場合が多い。
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