外交・軍事とは? わかりやすく解説

外交・軍事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 11:45 UTC 版)

胡錦濤」の記事における「外交・軍事」の解説

胡は外交政策として、後述する日本台湾の例にある通り江の外交政策修正集中しており、世界さまざまな国と関係を強化した。 胡はアメリカ合衆国中国・北朝鮮三者協議と、さらに近隣諸国韓国日本ロシア加えた6カ国協議北京主催するなど北朝鮮核問題積極的に従事している点で、江とは異なる。北朝鮮にとって当時最大貿易相手経済的に依存し中朝友好協力相互援助条約唯一の軍事同盟締約国であることから、中国仲介要請したアメリカに対して江は2国間の問題であるとして取り合わなかったが、胡はアメリカ起こしたイラク戦争衝撃から仲介乗り出したとされる当初金正日対話拒否するも、中国3日原油禁輸したことで態度翻したともされている。胡は6カ国協議による多国間対話での平和的解決基調としつつ北朝鮮へ圧力必要性理解し日米提案した国際連合初の北朝鮮へ経済制裁である国際連合安全保障理事会決議1718にも賛成した。 胡は中国和平崛起英語版)を掲げて中国の台頭は平和と安全に寄与することを国際社会保証するとし、世界様々な地域に軍などから部隊派兵し平和維持活動PKO)への参加本格化させて中国国際連合安全保障理事会常任理事国として最大PKO派遣国となり、特にアフリカ重視してスーダンでの国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団成立主導的な役割果たしリベリアでは平和維持軍参加する中国国連への影響力利用して台湾中華民国)との国交断絶リベリアに行わせたと台湾政府から非難された。ソマリア沖海賊対策では中国人民解放軍海軍艦隊派遣して建軍以来初の実任務外洋遠征行って真珠の首飾り戦略基づいた中国海洋進出推し進めたアフリカ諸国への援助積極的に行いアフリカ諸国首脳北京中国・アフリカ協力フォーラム集めてが行った提案アディスアベバアフリカ連合本部中国資金企業によって建設された。さらに「アメリカの裏庭」ともされてきたラテンアメリカ諸国影響力拡大し中国米州ボリバル同盟南米諸国連合立ち上げて米国対決姿勢強めていたベネズエラエクアドル最大債権国になり、中南米諸国首脳集められカラカスラテンアメリカ・カリブ諸国共同体設立会議議長ベネズエラウゴ・チャベス大統領米国批判して胡の祝電読み上げている。 また、胡は中国の持つ世界最大外貨準備高活用してアジア・アフリカ中南米発展途上国G77)での資源権益獲得だけでなく、アメリカ・ヨーロッパ日本など先進国(G7)にも対外投資を行う走出去推し進めた中国最大アメリカ国債保有国最大貿易赤字相手となって無視できなくなったアメリカでは中国あらゆる世界的な問題において協力できるとするG2論が流行するなど中国世界もたらす影響胡錦濤在職中増大した

※この「外交・軍事」の解説は、「胡錦濤」の解説の一部です。
「外交・軍事」を含む「胡錦濤」の記事については、「胡錦濤」の概要を参照ください。

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