国府宮団地時代とは? わかりやすく解説

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国府宮団地時代(1975年 - 2006年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 17:46 UTC 版)

稲沢市図書館」の記事における「国府宮団地時代(1975年 - 2006年)」の解説

稲沢市日本住宅公団(現・都市再生機構)と連携して鉄骨鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建の国府宮団地1階から3階稲沢市総合文化センター充てた。総工費12億円であり、事業主体日本住宅公団である。国府宮団地1973年昭和48年4月起工し1974年昭和49年12月総合文化センター部分完成建物全体完成1975年7月)した。総合文化センター図書館稲沢市役所北出張所・ホール文化協会美術協会などの施設総称である。高さ51mの国府宮団地名鉄名古屋本線国府宮駅南東徒歩3分の場所にあり、稲沢市最大近代的市街地ビルだった。 1975年昭和50年3月8日には1階地下1階利用して稲沢市立図書館移転開館した1階にはブラウジングコーナー・おはなしコーナーなどがあり、地下1階には成人閲覧室参考図書閲覧室視聴室・展示コーナー書庫などがあった。座席数は約170席であり、児童向けスペース重視していた。図書館部分の延床面積は1,027m2だった。1975年4月資料数25,780冊だった。 開館からの15日間の貸出冊数は8,475冊に達し館報ではこれを「爆発的」「驚異的」と伝えている。同年10月13日には800積載移動図書館車両「おおぞら号」を用いて10ステーションを月2回の頻度巡回する移動図書館サービス開始した下津町稲沢市農協東部支所六角堂町の長光寺日下部松野町仲よし広場東緑町遊園地東出張所、西出張所、坂田町坂田分校跡、矢合町地蔵広場片原一色町善応寺老人憩の家ステーション置かれている。1976年昭和51年3月には肢体不自由者宅配サービス家庭文庫)を開始し1985年昭和60年4月には視覚障害者録音テープ郵送貸出開始した1975年開館時住所稲沢市小池正明寺町反田35番地だったが、1984年には住居表示実施され稲沢市国府宮3丁目1番1-101号となっている。 1988年昭和63年7月にはコンピュータ導入1993年平成5年10月には利用者検索端末設置した1996年平成8年4月には開館時間を10時-18時に変更し2000年平成12年4月にはより大規模な開館時間の変更行っている。これによって11月から翌年4月10時-18時、5月6月9月・10月は9時30分-18時、7月8月は9時-18となった2002年平成14年)には尾張西部図書館運営協議会構成する3市3町稲沢市一宮市尾西市木曽川町祖父江町平和町)の図書館間で広域貸出開始された。 2005年平成17年)の蔵書数107,000冊だった。国府宮団地内の図書館延床面積蔵書数などの点で規模小さく老朽化進行していた。2004年度統計によると稲沢市立図書館1人あたり貸出冊数は2.8冊であり、愛知県公立図書館の中で最下位近かった2005年4月1日には、旧稲沢市中島郡祖父江町中島郡平和町の1市2町が合併して新稲沢市が誕生し稲沢市稲沢図書館改称した合併合わせて3館の開館時間を統一し年間通じて10時-19時とした。国府宮団地旧館2006年平成18年6月30日閉館し7月1日から10月31日には新館への移転作業行った

※この「国府宮団地時代(1975年 - 2006年)」の解説は、「稲沢市図書館」の解説の一部です。
「国府宮団地時代(1975年 - 2006年)」を含む「稲沢市図書館」の記事については、「稲沢市図書館」の概要を参照ください。

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