国府検車区
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豊川線の1500V昇圧前(豊川市内線、600V線時代)、同線で使用する車両(二軸単車4、5両)の保守、留置を行う基地として国府駅構内に国府検車区があった。 1945年(昭和20年)の車庫開設当初はモ70形(初代)5両が在籍したが、1950年(昭和25年)の配置転換でモ70形は揖斐・谷汲線に転出し、一旦モ30形・モ85形が入線したものの、同年8月より揖斐・谷汲線からモ100形(2代)と入換となり、豊川市内線の昇圧まで同車が使用された。 豊川市内線は1953年(昭和28年)12月に1500Vに昇圧。名古屋本線との直通運行を開始し、600V線区の車庫としての役目を終えた国府検車区は1954年(昭和29年)5月に廃止された。跡地は無人変電所が建てられた。 国府駅(電圧600V区間) 構内配線略図 ←市役所前方面 凡例 出典:作図:白井良和(「名古屋鉄道 豊川線のあゆみ」)
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