四将軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:31 UTC 版)
「悪の組織・勢力 (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事における「四将軍」の解説
第9章に登場。サカキに次ぐ権限を持つ最高幹部で、いずれもその地位に見合う実力の持ち主。チャクラが再興させかけていたロケット団の指揮権を奪い、アルセウスを入手してサカキを迎え入れるべく行動を開始する。 事件終結後は、全員がロケット団の再興を宣言したサカキについていった。 アポロ 四将軍の実質的なリーダー格であり、指揮官としての能力も高い男。 性格は非常に厳格であり、たとえ自らと同じ四将軍であったとしても、失敗は絶対に許さないため、他の四将軍からは一目置かれると同時に内心では恐れられている。担当する役割はアルセウスそのものを見つけ出すこと。 サカキに対しては狂信的な忠誠を抱いており、「サカキ様あってこそのロケット団」と考えている。アルセウスにディアルガ・パルキア・ギラティナの3匹も加えた最強の軍団を作り上げた際には号泣しながら狂喜乱舞したが、そのサカキが自分の意に反する行動に出たショックから見限り、アルセウスを捕獲しようとした結果軽くあしらわれてしまう。手持ちポケモン ヘルガー ラムダの回想で使用。プレートを奪われるという重大なミスをしでかしたラムダへの懲罰を行う。 クロバット アテナ 四将軍の紅一点。常に扇子を持っている、貴婦人のような口調の中年女。ゲーム版と比べて、若干ふくよかな体型をしている。 四将軍屈指の武闘派であり、邪魔者をあらゆる手段で排除する。高飛車な性格で狡猾な作戦を好み、図鑑所有者を泳がせて最終的にアルセウスを横取りする作戦も、高笑いしながら歓迎している。 サカキに対する忠誠心は強く、アルセウスによってディアルガ・パルキア・ギラティナが誕生した際には、歓喜の涙をハンカチで拭いていたが、アポロの行き過ぎた信奉心までは受け入れられなかった模様。手持ちポケモン アーボック♀ 技:"どくばり"・"へびにらみ" 海中や地中を通ってシルバーとクリスを追った。苦手なじめんタイプの技にもビクともしない耐久力を持つ。 クサイハナ♀ 苦手なほのおタイプの技にも耐える打たれ強さを持つ。通常個体とは違い、目を開いている。 ヤミカラス 技:"そらをとぶ" ラフレシア♂ ランス 四将軍の一員で、帽子を被った優男。常に敬語で話し、表情を変えることはほとんどないが、最高幹部だけあってロケット団やサカキへの忠誠心は強く、目的のためなら手段を選ばない。 アルセウスに関する情報を入手すべく、合理的な調査と分析でシント遺跡の所在地を探っている。自身に与えられた役割を確実にこなすため、他の団員の任務やその成果にはあまり関心を示さない。手持ちポケモン ズバット♂ ラムダ 四将軍の一員で、紫色の顎髭を持つ中年男。変装を得意とし、ベルトに付けたメイク道具で数秒のうちにどんな顔にも変われる。四将軍の中では最も立場が低いようで、他の3人とは違いサカキへの忠誠心は薄い。 プレートを探す役割を担う。まず手持ちのドガースをうずまき島に送り込み、「こぶしのプレート」を奪おうとするがシルバーの妨害で失敗。その後、プレートを取り返すためサファリゾーンでシルバーとミナキを襲撃するが、逆に自分が持っていた「もうどくプレート」と「だいちのプレート」を奪われ、勝ち目がないと見て逃走。帰還後、プレートを3枚も奪われたことを知ったアポロに容赦のない折檻を受けるも、敢えて泳がせてプレートを集めさせると言いくるめて、その場は許しを得る。 その後、牢獄に捕らえていたチャクラから、偶然にもシルバーがサカキの息子だという情報を入手。それを利用してサカキの帰還後にアポロたちを失脚させ自らがNo.2の地位を得ようと目論んだが、シント遺跡でサカキ直々に叩きのめされ、失敗に終わる。アルセウスが去った後もツクシに変装して逃亡しようとしたが、失敗した。手持ちポケモン ドガース♂ 特性:ふゆう 複数登場。ガスを使った戦法を得意とする。トレーナーであるラムダの指示を受けずに行動することも可能。 ラッタ 技:"ひっさつまえば" ドガースのガスの中を移動し、奇襲を仕掛ける。 ゴルバット 技:"エアカッター"・"したでなめる" 飛行要員。
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