吸血鬼対策課
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:52 UTC 版)
神奈川県警察の部署。吸血鬼関連の事件を扱う。通称吸対。近距離戦闘員は日本刀、狙撃手はライフルを使用している。 ヒヨシ / 隊長 #ロナルドの親族参照。 ヒナイチ 声 - 日岡なつみ 吸血鬼対策課ヒヨシ隊副隊長。真面目だが少々天然で勘違いしやすく、不器用な一面もある少女。19歳。5歳のころ水族館で水槽に落ちて以来、ペンギンが大の苦手。また傷付きやすい性格であり、「吸対は暇なのか?」と突っ込まれると涙ぐんだり、酷く落ち込んだりする。 ドラルクが危険な吸血鬼だと勘違いして監視任務を買って出るが、誤解と気づいた後もドラルクの調査・監視を引き続き行うよう命が下されてしまい、以来、ロナルド吸血鬼退治事務所に頻繁に出入りするようになる。普段は事務所の床下に潜んでおり、ドラルクにお菓子(主にクッキー)で餌付けされている。 Y談おじさんのビームを食らった際、性的語彙があまりに乏しかったために鳴き声のように「ちんちん」としか喋れなくなった。以降、動揺した際は同じように「ちん」を繰り返し口にしてしまう後遺症が残っている。 実家は埼玉県西伊那架町にあり、実は幼いころドラルクに会っているのだが、双方覚えていない。 半田 桃(はんだ とう) 声 - 松岡禎丞 吸対の隊員。ダンピール。ロナルドとは高校の同級生だった。学生時代から吸対志望で、退治人を目指していたロナルドを一方的にライバル視していた。 極度のマザコンで、母がロナルドのファンになったこともあってロナルドへの敵意はさらに強まり、ストーカーまがいの行動やロナルドが苦手なセロリを使った嫌がらせを繰り返している。一方ロナルドは迷惑をかけられながらも半田のことを友人と思っており、カメ谷と3人で普通の友人らしい付き合いもしている。 ロナルド絡みではイカれた言動が多いが、仕事に関しては非常に有能で容姿もいい。幼少のころから母に「嘘はよくない」と言われていたことから嘘が非常に下手で、無理に嘘をつこうとして知恵熱を出すこともある。 ダンピールの能力で吸血鬼の気配を察知することができるが、大勢の吸血鬼がいた場合フレーメン反応を起こす。 サギョウ 声 - 西山宏太朗 吸対の隊員。隊の中では一番新米。常識人で、頻繁に半田に振り回されて痛い目を見ている。有能な狙撃手だが、作画が大変なために活躍が描かれる機会は少ない。吸血ゴボウのゴビーの飼い主で、しっかりと愛情を注いでいる。趣味はプチプチつぶし。ゴビー / 吸血ゴボウ(きゅうけつゴボウ) ロナルドの事務所に出現した吸血野菜。自分を料理しようとしたドラルクに恨みを抱いてクローゼットに潜んでいた。後にサギョウに引き取られ、吸対に就職する。好物はダンゴ虫。 モエギ ガタイの良い男性隊員。サギョウと同じく苦労人気質の常識人で、半田やカンタロウに振り回されるサギョウに対して同情的な態度を見せる。 ルリ 非戦闘員の女性隊員。オペレーションや広報活動を行う。 ケイ・カンタロウ 声 - 山下誠一郎 辻斬りナギリ逮捕に使命感を燃やす警察官。一人称は「本官」で、語尾に「であります」をつけるのが口癖。かつて交番勤務だったころにナギリに敗れ、以来ナギリとの再戦のために武者修行し吸対に配属された。ナギリ打倒の武器として巨大なパイルバンカーを軽々と持ち歩いている。 ナギリが非常に強力な吸血鬼というイメージができあがっており、ナギリとたびたび遭遇しているが、自身のイメージとはかけ離れていることもあって全く気づいていない。 カズサ ヒナイチの兄。神奈川県警の吸血鬼対策部本部長を務める。妹思いだが、ヒナイチがペンギン嫌いになるトラウマを植えつけた張本人。
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