千歳・空とは? わかりやすく解説

千歳海軍航空隊

(千歳・空 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 06:52 UTC 版)

千歳海軍航空隊(ちとせかいぐんこうくうたい)および1942年昭和17年)11月1日に改称された第七〇三海軍航空隊(だい703かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。大東亜戦争戦闘機部隊、攻撃機部隊として従事した。




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千歳空

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千歳海軍航空隊」の記事における「千歳空」の解説

1939年昭和14年10月1日木更津飛行場で開隊。大湊要港部隷下。千歳空はマル3計画盛り込まれ航空隊一つとして陸上攻撃機部隊の増強を図るために、中国戦線での活動終えた第十三航空隊要員器材基幹編成された。要員中国戦線での行動長かったことから、戦闘機隊の地上作戦能力高かったが、航空母艦への着艦経験乏しかった1940年昭和15年11月15日第四連合航空隊配属定数陸上攻撃機36機・艦上戦闘機24機。1941年昭和16年1月15日四連空は第十一航空艦隊第二十四航空戦隊に改称戦闘機定数36機に増強される。サイパン・パラオ・マーシャルで訓練後、秋に木更津帰還。ただし戦闘機隊は独ソ開戦直後千歳帰還1941年昭和16年10月31日、二四航戦は第四艦隊配属陸攻隊はクェゼリン環礁ルオット基地戦闘機隊はマロエラップ環礁タロア基地前進12月8日大東亜戦争開始。千歳空はウェーク島攻略作戦参加し21日までに10回の空襲を行う。占領後ウェーク前進基地とする。 1942年昭和17年1月4日17機でラバウル空襲参加同月24日、千歳空の副長山中龍太郎中佐飛行艇便乗してラバウル出発陸軍協力得てラバウル飛行場整備行い小型機離着陸見込みがつき、岡本晴年大尉指揮する九六艦戦18機の進出命じられた。慎重を期して航空母艦輸送されることになったが、同隊は空母経験者少なく25日空母瑞鶴翔鶴操縦者によって着艦収容された。26日、千歳空の操縦者によって発艦したが、天候不良一度引き返して着艦未経験者を含む全機の無事帰投成功した27日再度発艦してカルビエンの飛行場着陸したが、滑走路整備が不十分で2機が着陸時に破損整備員不在燃料不足天候不良問題で同隊がラバウル進出完了したのは31日のことであった2月1日マーシャル諸島初空襲でルオット・タロア基地軽微な被害を受け、ルオットから反撃隊が出撃する会敵せず。2月10日、千歳空の分遣隊陸攻8機・戦闘機18機)と高雄空の陸攻19機で4空新編される。2月23日ラバウル分遣隊16機にルオット帰還命令2月24日ウェーク島空襲を受ける。ラバウルから帰還中の分遣隊トラック補給しており、タロアから追撃するが会敵せず。 1942年昭和17年4月1日、第24航空戦隊は開戦以来南洋部隊基地航空隊として南洋群島南東航空作戦任じてきたが、25航戦が新編された25航戦がラバウル方面任務引き継ぎ24航戦はマーシャル方面基地航空部隊となった24航戦は千歳空、一空、14空で編制された。4月18日ドーリットル隊による本土空襲を受け、千歳空はルオットより追撃するが会敵しなかった。6月5日ミッドウェー海戦敗北を受け、敵機部隊探索する発見せず10月18日陸攻全機ラバウル進出命令20日ウェーク近海潜水艦出没し哨戒行動のため進出撤回した

※この「千歳空」の解説は、「千歳海軍航空隊」の解説の一部です。
「千歳空」を含む「千歳海軍航空隊」の記事については、「千歳海軍航空隊」の概要を参照ください。

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