凱旋式のファスティとは? わかりやすく解説

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凱旋式のファスティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 15:46 UTC 版)

凱旋式のファスティのセグメントXX。第一次ポエニ戦争部分

凱旋式のファスティ(がいせんしきのファスティ、ラテン語: Fasti Triumphales / Acta Triumphalia)は、アウグストゥス帝統治下の紀元前19年頃、フォルム・ロマヌムに建てられたアクティウムの海戦記念凱旋門につけられたと考えられている石版である[1]。石版には凱旋式を実施した指揮官の名前とその素性、勝利した相手または場所、実施日、が記録されている。一部の欠損はあるが、紀元前753年の半ば神話的なロームルスの凱旋式から、紀元前19年プロコンスル(執政官代理)であるルキウス・コルネリウス・バルブスの凱旋式までが記載されている。

ローマ帝国崩壊後は地中に埋もれていたが、16世紀の中頃におそらくは偶然に発見され、修復が進められた。現在はカピトリーノ美術館に展示されている。4つの石版から構成されており、それぞれローマ建国紀元元年-452年、453年-532年、533年-625年、628年-735年に実施された凱旋式が記録されている。

なお、一部に欠損部分があるが、他の資料で凱旋式実施が確認できるものは罫線で囲んで示した。

王政時代

紀元前6世紀

紀元前5世紀

紀元前4世紀

紀元前3世紀

紀元前2世紀

紀元前1世紀

出典

  1. ^ Lange 2013, p. 84.

参考資料




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